右と呼ばれた男です。
猛暑が続く夏となっておりますが、界隈ではそのアツい夏を象徴するレースとなっているキーンランドカップが今年もやってまいりました。
キーン校長の冠レースにしてキーンランドとはきっと宮崎の歓楽街のことなのでしょう。一度は訪れてみたい場所の一つになっています。
かつては一ローカルGⅢに過ぎない印象だったこのレースですが、昨今の競馬界のローテーションの変化によってその扱いがスプリンターズSの前哨戦となってきており、中距離における札幌記念と同じように秋の国内外におけるGⅠ戦線を占う上で非常に大きな意味を持つレースであると考えています。
人間の記憶とは実践があってこそしっかり刻まれるもの。本番を当てるためにもしっかり参加しておく必要はありますね。
目次
考察・予想
エドブプレが逃げてもシナモンスティックが逃げてもそんなにペースが速くならないはずで、基本的には逃げ先行有利を想定。というかこれだけ前に強力な馬が揃うと後ろがこれを全部ごぼう抜きというのはかなり難しいと思います。
その中でも地力の部分ではナムラクレアは抜けているわけで、先行馬の各騎手がどうやってナムラクレアを封じ込めるかが鍵になるでしょう。今回内枠に入ったこと+先行馬が強力ということで内で閉じ込められることはないこともないのでここはそれを期待して抑え扱いにして馬券を組み立てたいと思います。
というか、ナムラクレアとサトノレーヴが両方来るとオッズ的には壊滅状態になるので馬券の組み立て方はしっかり考える必要があり、私は広げてガミになるより絞って外れることを選ぶのでここはワイドを選択。
狙いたいのは北海道実績抜群でルメール騎手も心強い4.モリノドリーム、世代別重賞の走りから次のナムラクレアになっていきそうな9.エドヴプレ、6枠で競馬しやすく2走前はサトノレーヴより内容を評価している12.ビッグシーザー。この3頭のワイドBOXを主軸に。抑えとして上位来るなら両方こいということで2-10-4.9.12に14と16くらいは入れようと思ってます。
その他狙いたいレース
札幌12R 9.アマイ
逃げ馬に武豊という組合せだけでも買いたくなる条件。前走は今回も出走しているユイが内から先手を主張したことで番手追走になり最後キレ負けしての6着。
今回はユイが外枠になったことでハナには立てそですし、時計がかかる馬場の方が良いタイプで今くらいの馬場もベストでしょう。スローに落とすよりも自分のペースで走ることが重要なようなのでそこは名手のペースコントロールに期待します。
唯一の懸念は内にいるオシェア騎手。「もっと押せや!」と言われるまでもなくなんでも前に行かせたがる騎手だけに土曜日11Rでもあったように無駄に絡んでこないことを祈ります。
相手は洋芝巧者の2、前走を認めて12、前走出遅れ競馬にならなかった13。余裕があればルメール騎手が怖い6。