右と呼ばれた男です。
あけましておめでとうございます。みなさま本年もよろしくお願い致します。
元日から大変な出来事が続いていて心から新年をお祝いできる状況ではありませんが、挨拶は挨拶としてしっかりさせていただきたくこのような形となりました。
2023年は当ブログの単勝回収率が110.9%で下半期は127.4%でした。単勝にこだわっているブログとして2024年は最低でも昨年下半期並、そしてもちろんその上を目指して頑張ってまいります。
2024年一発目は川崎競馬場で行われる1600mの重賞川崎マイラーズ。
最近地方はあまり予想してませんでしたが、今回のメンバーは中央でよく見てきた馬がほとんどで、金杯の日まで少し間隔が空くので正月競馬を楽しむという意味でもこのレースはもってこいということでこのレースを選びました。
普段交流重賞くらいしか地方をやらないという方もいらっしゃると思いますので今回はコース解説もしていきます。よろしくお願い致します。
目次
コース解説
川崎1600mはホームストレッチの引込線からスタートして最初のコーナーまで約500mで、これを一周します。直線は約300mで地方の競馬場にしてはそこそこ長いですが、その分コーナーが急で小回りの適性を必要とされます。
スタートして直線部分が500mあるので枠順で極端な有利不利はありませんが、基本的には小回りで前有利の競馬場なので先行馬は下手にポジションを譲るわけにはいかず先行争いが激化することもしばしば。それでハイペースが引き起こされて差しに展開が向くということも。
いくら最初の直線が長いといっても内に速い馬がいると大外からハナを奪うにはかなり脚を使わされますし、逆に外からどんどん先行馬がやってきて内の馬が包まれてしまうということが展開次第よく起きます。これは頭に入れておいてください。
まとめると先行有利の川崎競馬場の中でも展開の影響を大きく受けるコースという感じですね。
展開考察
逃げたい馬は他にもいますがおそらく大外枠から14.カジノフォンテンがハナを切る形になるでしょう。
6アランバローズや8.アトミックフォースも前に行きたいはずですが、アランバローズは好スタートにもかかわらず近2走行き切れてないですし、アトミックフォースはダートではスタートダッシュは付かずカジノフォンテンの前に行けるとは考えづらいです。
他に行くとしたら10.アイウォールですが、こちらも秋以降行きっぷりがイマイチでカジノフォンテンから強引にハナを奪えるかは微妙なところ。
その後ろに11.エアアルマスや13.ルーチェドーロ、9.アルサトワあたりが付けて先行争いは割と熾烈になりつつ隊列が決まったらそこそこ落ち着いて、ミドルからミドルハイくらいのペースで進むのではないかと。
展開的にはある程度決め手も求められるレースになるのではないかと思ってます。
狙いたい馬
2.フォーヴィズム
前走は一回限りの交流重賞神奈川記念で少し離されたものの4着。転入初戦で+20キロと考えると格上相手に健闘と言えるでしょう。
昇級後の3戦は大敗が続きましたが、欅Sはバトルクライとジレトールが強かったレースで昇級初戦で致し方ない部分もあってのもの。BSN賞は距離が長かった上にメンバーレベルが重賞級。グリーンチャンネルCはは良馬場で芝みたいなタイムになった上にGⅠでの活躍が期待されるオメガギネスが強すぎただけ。2着のベルダーイメルとは0.4秒差で不利な外枠からそんなに大きく負けてない。
全て言い訳ができる敗戦で、OPで力を出し切って凡走したわけではなくまだまだ中央OPクラスでは好走が可能というのが中央時代の評価でした。
震災の影響で吉原騎手が騎乗キャンセルとなったことは気掛かりですが、馬自身の力を評価してここは筆頭に。
3.ギャルダル
マイル短距離路線にシフトしてからの充実ぶりには目を見張るものがあり、余程のことがないと馬券外に沈むことはないだろうと考えているのがこのギャルダル。
距離短縮後は昨年のビオラ賞2着から今回の舞台である川崎マイル2勝を含むOP、重賞を4連勝。9か月の休養を経ての復帰戦の前走も大井1400mのOPで骨っぽい相手にしっかり勝ちきり、叩き2戦目の今回は更なる上積みも期待できそうです。
馬券構築
基本的にはこの2頭が本線で単勝と馬連を中心に買い、保険として3連複をフォローする形の馬券を考えています。
候補はデュードヴァン、アマネラクーン、ブラックパンサーの差し勢と一応アイウォールの前残りをフォロー。カジノフォンテンはよほど出来が良く見えたら考えます。
