血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
今週は来年に向けて東西で飛躍の2歳重賞、
札幌2歳Sと小倉2歳Sが行われます。
9/4(土)【札幌2歳S(芝1800m)】
□札幌記念は特筆すべき種牡馬不在?!
2020年(良)
1、クロフネ
2、ゴールドシップ
3、キズナ
2019年(稍)
1、ゴールドシップ
2、ゴールドシップ
3、New Approach
2018年(良)
1、ハービンジャー
2、ダノンバラード
3、キングカメハメハ
2017年(良)
1、オルフェーヴル
2、Dawn Approach
3、ベーカバド
2016年(良)
1、スクリーンヒーロー
2、ブラックタイド
3、ワークフォース
2015年(稍)
1、ハーツクライ
2、ハービンジャー
3、ステイゴールド
過去5年の勝ち馬全てはクラシック本番へと歩を進めている。
その中でも特筆すべきは昨年の1着馬ソダシは桜花賞を、2着馬ユーバーレーベンはオークスを、それぞれ制していることだろう。
来春に向けて注目の一戦と言える。
種牡馬については1頭これと言った存在はいないが、ここ2年で3頭馬券になっているゴールドシップは相性が良さそう。
但し、今年の出走予定馬の中にゴールドシップ産駒はなし。
ゴールドシップを始め、勝ち馬の種牡馬を見ると洋芝適性の高い名前が並んでいる印象だ。
9/5(日)【小倉2歳S(芝1200m)】
□ロードカナロアとダイワメジャー
2020年(重)
1、ミッキーアイル
2、ダイワメジャー
3、ロードカナロア
2019年(重)
1、スクリーンヒーロー
2、Shamardal
3、リアルインパクト
2018年(良)
1、ロードカナロア
2、トーセンジョーダン
3、ロードカナロア
2017年(良)
1、Stormy Atlantic
2、アドマイヤムーン
3、パイロ
2016年(良)
1、ダイワメジャー
2、コンデュイット
3、キャプテントゥーレ
2015年(稍)
1、キンシャサノキセキ
2、キンシャサノキセキ
3、ダイワメジャー
このレースは1200m戦ということで、クラシックよりもNHKマイル(1600m)へといったイメージ(牝馬は1600mの桜花賞も)。
昨年1着馬のメイケイエールはその後、チューリップ賞を制して桜花賞へと駒を進めていった。
相性の良い種牡馬はロードカナロア。
直近3年で3頭が馬券圏内に入着している。
但し、今年はロードカナロア産駒の出走予定はなし。同馬が持つStorm Catの血を持った馬を狙ってみるのが良さそうだ。
その他では2~3歳戦に強いダイワメジャー産駒も相性が良い。
過去6年で入着は3頭と、これはロードカナロアと同じ。
種牡馬としてのピークを既に越えていながらも、昨年も2着とまだまだ健在だ。
2021.9.1 post