右と呼ばれた男です。
今年もあっという間に有馬記念の日がやってきました。年々早く感じます。ドウデュースの取消は残念でしたが例年になくメンバーが揃った有馬記念、できれば勝ち馬には来年の国内外での活躍を期待させてくれる強い勝ち方をしてほしいものです。
狙いたい馬
中山4R 8.コア
18.ロジャリーマインと4.ヘヴンウィンドが人気していますが、確かに素質はあるもののいかにも東京向きで荒削り感が否めないのも正直なところ。ともに初めての中山で未知数な部分は多いですし、人気ほどの信頼は寄せづらいです。
一方、8.コアはキレる脚はないものの初戦からスタートと道中の折り合いがしっかりしていて東京より中山が向きそうなタイプ。
初戦は新潟ダート1800mで好スタートから番手に付けて道中ロスの目立つ騎乗があって一旦先頭も最後は内をすくわれた形。二戦目は逃げ馬を行かせて番手に付けたもののスローペースを楽に行かせたことで前に逃げ切られ後ろの馬にはキレ負け。ともに鞍上の乗り方一つで勝てるレースを落とした形と言える内容でした。
そして前走。初芝でしたがこれも番手に付けて折り合って流れに乗り、ひいらぎ賞3着のベストシーンやアロンズロッドには流石にキレ負けしたものの最後までしぶとく脚を使い3着。この時の鞍上が戸崎騎手で今回も継続騎乗となります。
この馬の特徴はスタートが良く前に行けることと折り合いに全く不安がないこと。そしてキレない脚。これらを考えると今回は逃げの手に出るのではないでしょうか。戸崎騎手ならスローに落とした逃げでは東京実績馬にキレ負けするのはわかるでしょうし、折り合いに不安がないならある程度離した逃げになるのは容易に考えられることで、そもそも戸崎騎手は逃げて南関の頂点に君臨した騎手。ここはそれに賭けてみたいです。
相手には内に入ったヘヴンウィンドはムーア騎手だけに流石に外せませんが、15.ウアーシュブルングと16.マカナの中山で味のある競馬を見せた2頭に期待します。
中山10R
ここは8.ユキノロイヤルと14.ラレーヌデリスに期待。
ユキノロキヤルは同舞台のニュージーランドT3着馬で中山マイルは(2.0.1.0)と舞台適正は高くNHKマイル11着以来となりますが実力上位。逃げても控えても競馬ができるのが強みで前で競馬したときだけは信頼できる石橋騎手との相性も良く、懸念はレース勘だけ。
ラレーヌデリスは前走崩れましたがこれは良績のない左回りかつ休み明けでいくらか身体に余裕があった中でのもの。2走前は同部隊で大外をまくって一旦先頭に立つ強い内容の2着でこの馬にとってはこの枠はプラス。叩き2走目の前進に期待。馬体重は注意。
相手は前走出遅れかつ騎手の仕掛けが遅かった中で3着に突っ込んできた2.ケイケイ、レースセンスが高く短縮ハマりそうな7.サロニコス、他9.11.14まで。
