右と呼ばれた男です。
今回はレース回顧記事です。12/3の記事の分と昨日の分のレースを振り返って次走以降狙える馬や今開催の馬場傾向などを探っていきたいと思います。
新たな試みで毎回できるわけではないですが、配信だけでは伝えきれなかった部分をフォローする形でやれたらと思っております。
目次
12/3 中山9R(芝1200m)
3F33.0というハイラップでありながら前もしっかり残し決着時計1:07.2と開幕週らしく速い時計が出たレース。前半の33.0も馬場状態からすれば数字ほど前に負担はなかったと考えていいと考えられる前がしっかり残ったレースでした。
2着のオードゥメールは最内から逃げてリズム良く運んで粘り込みとこれまでの差し競馬での大敗から一転。見事な変わり身を見せました。こういう競馬、こういう馬場が合うのでしょうし、今回は恵まれたこともあったので条件が揃った時に狙いたいです。
3着エイシンエイトは8枠から先行3番手で早めに手が動いたもののそこからひと踏ん張り。揉まれない外枠がこの馬にとって良かったようですが、それでも大外からこの競馬はかなり強い内容。渋った馬場でも速い時計でも好走できたことはしっかり頭に入れておいた方がいいと思います。
4着インテグリフォアは外枠から出遅れて中団の後ろあたりから。3角で外に出そうとして出せず結局大外回すことになったもののそこからしっかり伸びたことは評価。展開は向いたものの不利あり馬場は向いてなかったことを思うとこの馬も強い競馬をしたと見ます。
7着ブーケファロスは外枠後方から外を回しスペース見つけるも塞がりさらに外を回すロス。勢いに乗れずジリジリになってしまい色々厳しかったレース。見直しは可能でしょう。
8着ブッシュガーデンは内枠から先行したもののこのペースのこの位置では脚が溜まらなかった感じ。その点は佐々木騎手自身も語っていたので今後につながったレースではあったはずです。
推奨馬プラスレスリーは14着。内枠から好スタートを切ってやや窮屈になりながらも流れに乗って仕掛けたものの反応せず。秋4戦目で前走もハイペースを追走したことで疲れが出たのか、それとも着差的に前走分は走ったと見るべきか。いずれにせよもう少し遅いペースの時に狙うのが良さそうです。
12/3 中京10R(D1400m)
決着時計が1:24.1で前半の3Fが34.8。今開催の中京ダートはタフな馬場で先行馬が苦戦傾向で、このレースも34.8という字面を見ればもう少し前が粘っても良さそうですが、結果的に中団あたりの馬に展開が向く差し決着で3勝クラスのレースとしては時計がかかってます。レモンポップの強さが際立ちますね。
2着ワールズコライドは8枠から中団前目の外から4コーナーで進出して直線早めに先頭に立ち押し切りを図る競馬。結果的にそれが裏目に出たところもありますが差し切った勝ち馬以外は退けていますし、ユニコーンS大敗以来の競馬としては満点に近い走りでこのクラス卒業は時間の問題と見ていいでしょう。
3着同着の2頭は展開に恵まれたのはありますが、ロードフォンスの方は長期休養明けであることを考えれば次走前進の可能性はありそうです。
5着ディアサクセサーは逃げた前走とは対照的に出遅れて後方からの競馬。直線はよく伸びていましたし、前走と違う競馬で一定の結果を残せたことで幅は広がったと言えるかもしれません。
8着スキャッターシードはやはり1200mの方が良さそうですね。1400mは東京なら馬券内はあっても。
推奨したマホロバは13着。スタートこそ良かったもののダートに入ってからの進みが悪く、デムーロ騎手が引いてインに入れたことも完全に裏目となりバテたというより走る気を無くした印象。こんな馬ではないはずなので、馬具の工夫などで立て直せればこのクラスを勝つだけの力はあるはずです。馬場は湿った方がいいのかも。
12/10 中山11R カペラS
決着時計は1:09.3というさすが重賞というタイム。前半33.4というタイムが表示された(公式33.5)時点でテイエムトッキュウの勝利を確信しました。苦笑
勝ったテイエムトッキュウは単騎であのペースで走ったらそりゃ勝つわという内容で、ここで時計も詰めたことで5歳の暮れにしてさらに強くなってる印象。斤量は重くなりますが中山D1200mでは今後も勝ち負け必至。
2着チェイスザドリームは外枠から揉まれることなく2番手追走でこの馬の理想的な流れ。2番手で逃げているという感じでこうなるとこの馬は強いです。テイエムトッキュウには詰められませんでしたが、得意なコースで得意な形で力を出し切ったと見ていいでしょう。
3着メタマックスは1枠から中団を追走。揉まれないように外に出していく菅原騎手の好騎乗もあり直線は外をしっかり伸びて差し馬勢では最先着。前走逃げて勝ってOP初戦のこの舞台で違う競馬でこの結果。本質的に1400mが良さそうですが競馬に幅ができて今後が非常に楽しみです。
本命の4着リュウノユキナは外枠好スタートで好位に付けるもいざ追い出してからの反応がいまいち。流石に8歳で前走の疲れもあったかもしれませんし、中央重賞での時計勝負は今はきついのかも。それでも崩れないのがこの馬の地力でしょうね。今後もまだ見限れないです。
5着タガノクリスタル、6着ベルダーイメルはこの展開の中でしっかり走ってきたという印象。ベルダーイメルは直線詰まりながらもよく伸びてましたし、本質的に距離が短い中でからは好走と見たいです。1400m以上では今後も活躍しそう。
8着デュアリストは内枠から好スタートで先行したものの直線早々に苦しくなりました。結果的にこの馬にこのペースで好位追走はしんどかったのかもしれません。わからない部分もありますがオールダートのコースの方がいいのは確か。
以上です!何かの参考になれば幸いです。