【特別編】東京記念

個人的に夏競馬というか夏重賞はパッとしない結果に終わり、秋競馬に向けて気持ちを切り替えている今日この頃です。

と、その前に南関東競馬の大一番と言っていい東京記念が行われるということで、地方競馬に詳しいわけではありませんがここは真剣に予想してみるかということで【特別編】と題して大井競馬場2400mで行われる東京記念について考察してみようと思います。

東京記念を考えるにあたって

まず、南関東競馬というかダートレース全般そうですが、2400m以上のレースの施行数は非常に少ないです。

もちろんダート馬の中にも長距離に適性のある馬はいるわけですが、彼らには活躍する舞台がなかなかない。

陣営としては馬の最大のパフォーマンスが期待できる舞台に照準を合わせて馬を仕上げますし、ましてこの東京記念は最上位のS1であり1着賞金は3200万円でこれは地方交流GⅢに匹敵します。当然必死になりますよね。

ということで、シンプルに長距離重賞での実績がある馬を評価するでいいと思います。

そして、この大井2400mというのはスタートしてすぐに3コーナーという「なんでこんなセッティングにしたの？」というコースで外枠の先行馬にとって非常に不利ということは頭に入れておいた方が良さそうです。

ペースなんですが、東京記念の傾向としてのスロー寄りのミドル。ただ、今回はパストーソという逃げ馬もいつつ、外枠に先行馬もいてちょうドスローまだはないかなという想定で予想を組み立てていきたいと思います。

狙いたい馬

2枠4番フレッチャビアンカ(今野騎手)

御神本騎手が規定違反での乗り替わりになったのはめちゃくちゃ焦りました。御神本騎手が乗るなら正直この馬で決まりだくらいには思ってましたので。

ただ、代打騎乗が今野騎手ということで、テン乗りの不安はありますが何度も大きいレース勝っている騎手ですし、今野騎手が空いてたのは不幸中の幸いと言えるでしょう。

適性面に関しては前年覇者ですから絶好の舞台ですし、前走同舞台でのトライアルは休み明けで58キロを背負い超ドスローでリズムが狂ってのもの。

絶好枠ですし、乗り替わりで人気が甘くなるならプラマイゼロということでこの馬から馬券を組み立てようと思います。

4枠7番セイカメテオポリス(本田騎手)

スローになった時に届かないイメージがある馬ですが、それでも堅実に走ってますし、長距離の適性もありますから3着以内と考えた場合には上位に取りたいと思いました。

休み明けですが戸塚記念はそれで勝ってますし、勝島王冠、報知オールスター、金盃はそれぞれの路線での南関トップクラスが揃っていて、そこで一度も崩れていないなら。

3枠5番エメリミット(山口騎手)

ピンパー感が強い馬ですが、ハマった時の強さははダービー勝ってしまうくらいですから力はある馬です。

今回はパストーソが逃げるので好枠からイン前で追走できますし、ハマる可能性はあると見てオッズ加味して。前年2着馬ですし、リピーターレースでもあることも踏まえたら買う要素はあると思います。

5枠9番ストライクイーグル(真島騎手)

この馬に関しては前年4着、前走久々でそれなりに走って叩き2走目でこの人気ならということで。

上位とそれほど差があるとは思わない走りですし、このレース勝ったこともある適性に鞍上名手真島騎手というのはなんとも不気味です。

馬券はフレッチャビアンカ中心のワイドで。ランリョウオーは強いですが初距離ということで今回は嫌ってみます。

この馬が圧倒的に強かったり、流れてサトノプライムが飛んできたりしたら諦めます。笑

以上です！地方競馬の大一番、大いに楽しみたいと思います！