血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
今週、1頭の名馬がターフを去ります。
令和新時代競馬の象徴、コントレイル。
過去クラシック三冠を制した馬はわずかに7頭。(コントレイルで8頭目)
コントレイルはその引退レースを勝利で飾ることができるのでしょうか。
今回はその過去7頭の引退レースを調査してきました。
そこから見えたコントレイルの着順とは?!
是非最後までご覧下さい(^_^)v
上記のように三冠馬7頭のうち、引退レースを勝利で飾った馬は4頭。
シンボリルドルフの引退レースとなったサンルイレイH(アメリカG1・6着)は海外のレース。
国内ラストランとなった前走の有馬記念では1着となっている。
引退レースの王道は年末グランプリの有馬記念で、シンザン、ディープインパクト、オルフェーヴル、(シンボリルドルフ)がこれに当てはまりいずれも勝利で終えている。
もう1頭勝利で現役生活を終えたセントライトは菊花賞を制して、そのまま引退。
このような馬は後にも先にもこの馬1頭で非常にレアなケースと言える。
敗戦で現役に幕を閉じることとなったのはミスターシービーとナリタブライアン。
ミスターシービーは天皇賞(春)。当初からこのレースで引退する予定だったわけではなく、レース後のケガにより引退となった。
ナリタブライアンは高松宮杯。この馬もここが引退という予定で決められていたわけではなく、レース後に屈腱炎を発症したことで引退を余儀なくされた。
つまり、クラシック三冠を達成した馬が、予定通りの引退レースを使ってきた場合は、全て勝利でターフを去っていったということになる。
尚、4歳で引退したのはシンザンとディープインパクトで両馬ともに引退レースを勝利している。
ということで史上8頭目のクラシック三冠馬コントレイルは、
「引退の花道を勝利で飾ることが既に決まっている」
ということになりますね。
もちろん信じるか信じないかはあなた次第です(^^ゞ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
2021.11.23 YRA
ラストラン、鮮やかな勝利でしたね。
感動しました。
ありがとう、コントレイル(´;ω;`)
2021.11.28 post