わしの日記

【全考察】日本ダービー2022

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血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

今年も熱くなる瞬間がやって来た!
競馬の祭典、日本ダービー!

今年の推しメンはもう見つかりましたか?
悩んでいる人には今年もこれをお届け。

お気に入りがきっと見つかる。
日本ダービー全考察スタート!

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【日本ダービー全考察】

1枠1番岩田望来(牡21歳)

父岩田康誠 藤原英昭厩舎所属

父岩田康誠の2番仔にして代表産駒。
父の背中を見て育ったことで同じ道へ。
しかしながら武豊曰く「お父さんとは似ていなくて、とても真面目」
それでも父への憧れはすさまじく、破天荒な言動から誤解を受けやすい父のことを関係各位に頭を下げて回っているほどだ。
そんな彼が目標とする騎手はもちろん「父・岩田康誠」なので、今後彼も破天荒な道を歩んでいくと思われる。
実に残念だ。今からでも目標を武豊に切り替えてもらえないものだろうか。
好きな漫画はワンピース。

1枠2番幸英明(牡46歳)

父幸 フリー

元々競馬サークルにいる人間ではなかったが、中学3年生の頃に「体が小さいこと」で騎手を勧められ、目指すこととなった。
「屈強なダートの男」のイメージがあるが、実は初G1はスティスインラブの桜花賞(その後、オークス・秋華賞も制して三冠達成)。
昨年はアカイイトでエリザベス女王杯を制しているし、意外と女好きな一面も。
「お菓子がないと生きていけない」と語っており、毎週大量に調整ルームに持ち込み姿が目撃されている。
一番好きなお菓子はビスコ。

2枠3番田辺裕信(牡38歳)

父田辺 フリー

父はJA職員(JRAではない)×母主婦という一般配合。
2014年に16人中16番人気のフェブラリーSでG1初勝利を挙げ、多くのファンから「買ってるわけねぇだろ」とヤジをとばされていた。
それが原因なのか、近年ではすっかりサインを書いてくれなくなった。
(わしはヤジったことないのでサイン下さい。)
その影響か好感度は下がり気味で、弥生賞1着→皐月賞5着と好走したにも関わらず、人気が無い。
これは昨年と似た傾向なので、今年も彼の好感度を上げておきます。
田辺騎手は・・・
「好きな女性は?と聞かれて「嫁」と答えるほどの愛妻家。」
これは競馬の専門学校校長のキーンと同じである。(たぶん)

2枠4番横山和生(牡29歳)

父横山典弘 フリー

父はJRA騎手、弟もJRA騎手の横山武史という競馬ファミリーの血統表。
父の背中を見て騎手を志すようになったが、目指す騎手は武豊。
2021年弟の武史が年度代表馬エフフォーリアと出会ったことで注目を集めたが、実は和生も過去最高となる79勝を挙げており飛躍を果たした。
そして今年5月、タイトルホルダーとのコンビで悲願のG1初制覇。
これで祖父富雄、父典弘に続く天皇賞(春)親子3代に渡る制覇となった。
この勢いに乗ってダービージョッキーの称号も手にすることができるか注目だ。

3枠5番藤岡佑介(牡36歳)

父藤岡健一 フリー

全弟に藤岡康太がいる競馬ファミリー。
人にも馬にもあたりが柔らかい性格で折り合いには定評がある。
そのような人柄からインビュアーとしても有能で、多くのジョッキー仲間にインタビューを行い、本を出版しているほどである。
しばしば彼が騎乗ミスをした時にネット内での書き込みや競馬場での野次で「このハゲが!」と言った心ない言葉が見受けられるが、「ハゲを馬鹿にするものはハゲになる」の格言もあるのでこれは止めた方が良いとわしは思います。
2018年にはNHKマイルCを制して悲願のG1ジョッキー仲間入りを果たした。
今年は無敗馬と挑むこの舞台、夢のダービージョッキーの称号を手にすることができるか楽しみだ。
好きな食べ物は焼肉。

3枠6番池添謙一(牡42歳)

父池添兼雄 フリー

父は調教師で全弟も調教師の池添学。さらに全妹はバレットの池添美幸と競馬一家である。
大レースでの勝負強さに定評があり、特に有馬記念や宝塚記念に強いことから「グランプリ男」と称される。
過去にはホステスから「馬のりになって殴られた」とのタレコミをされてしまい、それが時期的にはオルフェーヴルに乗っていた頃だった為、昼はオルフェーヴルを叩き夜はホステスを叩いていたのかとの憶測を呼んだ。
でも競馬場でそんな遮二無二ムチを打つような騎乗スタイルではないことは競馬ファンならご存知のはず。
キャッチコピーは「君の派手なガッツポーズをもっと見せてくれ」
ダービーの舞台で再び見せて欲しい!

4枠7番菅原明良(牡21歳)

父菅原 高木登厩舎所属

おじに元騎手で調教助手の三浦堅治がいる血統。
実家が中山競馬場の目の前という一流の競馬家庭環境で育成された。
毎週のように母と競馬場に通っているうちに騎手を志すこととなった。
そのような過程で騎手となったのでファン心理を熟知しており、デビュー直後に競馬場でサインと写真撮影を求めたわしに快く応じてくれた。
カラテの相棒として重賞を制しているが、本人が空手の有段者かどうかは不明。
好きな騎手は戸崎圭で、好きな歌手はジャスティンビーバー。

4枠8番和田竜二(牡44歳)

父和田守 フリー

父は厩務員で、兄・和田裕一も厩務員という競馬ファミリー。
甥に騎手の岩崎翼(現:和田翼)がいる。
デビューから3年でG1を制覇すると、翌4年目にはG15勝を含む重賞8連勝という偉業を達成している。
花の12期生の「華」と呼ばれるほどのイケメンにも関わらず性格も良く、自ら余興を買って出る親しみやすさを持ち合わせている。
その為、先輩後輩を問わず多くの人に慕われている人格者。
実際わしも過去にTwitterで騎乗について質問したところ、丁寧にリプ返してくれた。
それ以来わしは「この人の悪口だけは生涯言うまい」と決意したのでした。
趣味はコスプレ。

5枠9番ミルコ・デムーロ(牡43歳)

父ジョヴァンニ イタリア産

父は元騎手で、全妹は調教師、さらに全弟も騎手という競馬ファミリー。
イタリアのリーディングジョッキーだったが、2015年に日本に移籍し、日本の騎手となった。
短期免許で来日していた2012年に天皇賞を制した際に、天皇・皇后両陛下に最敬礼を行ったことで一気に日本人の心を掴んだ。
日本食も好んで食べており、外国人の大半が毛嫌いする納豆も好物である。
移籍以来、リーディングの上位常連だったが、近年は下降気味。
そんな折、種牡馬入りする縁があり、今年待望の長男が誕生。
種牡馬としての結果を出した勢いで、狙うはダービーの栄冠。
好きな虫はテントウムシ。

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5枠10番横山典弘(牡54歳)

父横山富雄 フリー

父は元J>RA騎手、兄も元JRA騎手の横山賀一という競馬ファミリーの血統表。
長男の横山和生、三男の横山武史はともにJRA騎手。
騎乗スタイル「ポツン」の開発者。
これは最後方で一人ぼっちでレースをすることで、スタート直後に馬券を買ったファンを青ざめさせる技法。
これは本人も自分にとってもギャンブルと語っており、ファンからの批判を受けていることも承知しているとのこと。
他の騎手によると「あれはノリさんにしかできない」とのことなので、現在JRAで唯一の技法と思われる。
2人の息子への技術の伝承が望まれるが「俺は自分のクローンを作りたいわけではない」と語っていることから残念ながら当面は無さそうである。
息子たちに「お酒とたばこはダメ」と指導しているが、自身はお酒が好物である。

6枠11番松山弘平(牡32歳)

父松山 フリー

血統表に競馬関係者はなし。
競馬好きな父と祖父の影響で競馬学校に進学して騎手の道へ。
美馬女通信・るいさんが常々彼氏と公言しているが、もちろんこれは妄想である。
なぜなら松山騎手は既婚者(ということで誰かそろそろ教えてあげて下さい。)
2020年デアリングタクトとの運命の出会いがあり、無敗で牝馬三冠を達成した。
この勢いでさらなる飛躍が期待されたが、デアリングタクトの故障という不運に見舞われた。
そのデアリングタクトは先日ヴィクトリアマイルで復活(結果は6着)。
ここから再びこのコンビでのレースが見られることが心から嬉しい。
好きな食べ物はカレー。

6枠12番川田将雅(牡36歳)

父川田孝好 ホリプロ所属

父は佐賀競馬の調教師で父父川田利美も調教師、父父父川田若弥は騎手(佐賀競馬)という競馬ファミリーの血統背景。
2019年から毎年のようにリーディング争いを繰り広げており、その実力は申し分なく「次世代のリーダー」との呼び声が高い。
曲がったことが嫌いな九州男児らしく後輩には厳しく接しているため、恐れられている。
またインタビューでの口数が少ないことからマスコミにも恐れられているが、これは「喋ったことを勝手な解釈で切り取りする」マスコミが悪い。
その怖さはしばしば馬にも伝わり、彼が乗る馬(特に牡馬)は発汗が多めになる傾向がある。
漢の中の漢なので、女が好むようなピンクの帽子を被るのを嫌っている。
が、結構な割合でJRAからはピンク帽子を提供されている。
今回は緑なのでまずはひと安心か。

7枠13番武豊(牡53歳)

父武邦彦 フリー

ターフの魔術師と呼ばれた父の代表産駒にして日本競馬界のレジェンド。
競馬を知らない人でも知っている稀有な存在。
様々な記録を樹立しており、同レースにおいても過去5度制覇という前人未到の記録を保持している。
イチローと親交が深く、まさに「天才は天才を知る」
今年は前走皐月賞3着からこの舞台に挑む。
6度目の制覇を期待したい。
欲しいものはドラえもんのひみつ道具であるタイムマシン。

7枠14番岩田康誠(牡48歳)

父岩田 フリー

デビューは地方・園田競馬。
地方騎手時代から中央へも積極的に参戦しており、2004年には地方所属騎手として初めてG1を制した(菊花賞・デルタブルース)。
2006年には中央へ移籍。同年にはデルタブルースとオーストラリアのメルボルンカップに挑戦し優勝。
数々の名馬の背中を知る男だが、2020年コロナ禍において禁じられている育成牧場に乗りに行き、始末書を提出させられるなど、何かと騒動も多い。
ネット上では「猿」と呼ばれることがあるが真偽は不明。
ちなみに、「猿」と呼ばれた男は豊臣秀吉以来2人目である。
かつて藤懸騎手に「おんどりゃ、あんぐらいのことで立つな。耐えろや」と発言したことがあり怖いと思われがちだが、岩田望来騎手に対して「ナイス騎乗、あいつは関西で一番の騎手になる」と評するなど、実は暖かい一面も持っている。
ダービーは2012年ディープブリランテで勝利している。
嫁は超美人。

7枠15番福永祐一(牡45歳)

父福永洋一 ホリプロ所属

天才と称された父の代表産駒。
叔父に元調教師の福永甲、福永二三雄、元騎手の福永尚武、北村卓士、義従兄に調教師の福永敏がいる華麗なる競馬ファミリー。
2018年に悲願のダービー騎手となった。
(その後、2020年2021年にも制覇)
一見不愛想に見えるが、いつも競馬場で最後までサインを書いてくれる人格者。
元フジテレビアナウンサーのマツオミドリに「レースで死ぬかもしれない。それでも結婚してくれるか」とプロポーズして結婚したにも関わらず、昨年コントレイルに出会うと「自分の中心にいつもいる。こんな存在は初めて」などと語っており、一時期はマツオミドリ
よりもコントレイルに心を奪われていたよう。
しかしそんな愛しのコントレイルも昨年引退。
再び愛妻家として今年のダービーに挑む。

8枠16番横山武史(牡23歳)

父横山典弘 鈴木伸尋厩舎所属

父はJRA騎手、兄もJRA騎手の横山和生という競馬ファミリーの血統表。
デビューから順調に勝ち星を重ねており、2020年初の関東リーディングの座を手にした(2021年も達成し2年連続でのリーディング)。
これは史上初の父子での獲得。
昨年皐月賞での勝利で同レースの父子制覇を果たし、その勢いのままにダービー獲りを目指したが、福永の壁に阻まれた。
今年こそは期する思いは強いだろう。
早めに仕掛けて抜け出すスタイルが多く「自分の乗り方を曲げたくない」と語っているので父のスタイルである「ポツン」を受け継ぐつもりはどうやらなさそうだ。
好きな漫画はワンピース。

8枠17番ダミアン・レーン(牡28歳)

父マイケル オーストラリア産

父調教師×母調教師という調教師配合で、15歳で見習い騎手となった。
デビュー以来日本に興味を持っており、2019年に短期免許で来日すると、G1・重賞といった大きなレースを始め、多くの勝ち星を挙げて旋風を巻き起こした。
名前から既にお気づきの方もいるだろうが、「Dの一族」である。
それから2年の時を経て満を持して再び来日したが、今のところ期待ほどでは無く「ダメやん、レーン」
しかしそんな汚名を晴らせる舞台がここだ。
勝って「ダービー・レーン」になれるか注目。

8枠18番クリストフ・ルメール(牡43歳)

父パトリス フランス産

一般的な騎手になる道である競馬学校を経由せず、普通の高校から騎手へとなった。
2015年に日本に移籍し、日本の騎手となる。
日本で外国人として初のリーディングジョッキーに輝いたトップジョッキー。
Twitterをして騎乗停止になるというお茶目な一面もあり、そのギャップからか人気は高くいつも上位人気に推されている。
「英雄色を好む」を地で行くタイプで近年はアーモンドアイ→グランアレグリアという有名な女をとっかえひっかえ。
今年はそんなグランアレグリアの後継としてナミュールに心を奪われていたようだがどうやらその想いは成就しなかった模様。
その女癖の悪さから昨年はこのダービーの舞台までも女性(サトノレイナス)と共に挑んだが、今年は心を入れ替え男性と挑むことにしたようだ。
レースに集中できているか当日の気配に注目したい。

ということでダービー全員考察でした。
今年のダービージョッキーの栄冠を手にするのは果たしてどの騎手でしょうか。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

…え?これじゃないって(ノ≧ڡ≦)

2022.5.26 post

YRA
YRA

わしTシャツ発売中!

よろしくお願いしまーす(^_^)v

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YRA@血統調査員

少しでも役立つ競馬情報を。2011年~2016年までの5年間、北海道を拠点に毎日馬のお勉強に明け暮れていました。 2023年から再び拠点を北海道に移し、血統調査員として執筆活動に邁進中! 夢は雑誌で連載すること!

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