「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
以前血統についての入り口記事を執筆しました↓
↑こちらでは種牡馬王ディープインパクトからキングカメハメハについて触れています。
今回は個性派大物馬について調査します。
それでは
ちょっと知るだけでわかる『ゴールドシップ』どうぞ!
血統表:(C)netkeiba.com
ゴールドシップは現役時、28戦13勝。
主な勝ち鞍は皐月賞、菊花賞、天皇賞・春、有馬記念、宝塚記念(2回)とG1を6勝。
これだけのG1を勝つ強さを持ちながら、やる気がない時にはあっさりと惨敗する姿も見せた。
そのようなキャラもあり人々の記憶にも深く刻まれた個性的名馬だった。
血統背景は父ステイゴールド(サンデーサイレンス系)×母父メジロマックイーン(その他系)の組み合わせ。
この配合は本馬の他にもオルフェーヴル=ドリームジャーニー兄弟を輩出し、一世を風靡した黄金配合。
6歳で現役を引退すると、種牡馬入り(ビッグレッドファーム)。
初年度から毎年100頭前後の繁殖牝馬を集めている。
2019年初年度産駒がデビュー。
2021年種牡馬ランクは第18位。
2022年種付け料は200万円。
目次
【成功配合パターン】
まずは「Haloのクロス」で俊敏さを増強させることが有効。
産駒初のG1を制したオークス馬ユーバーレーベンを始め、オープン馬マカオンドール(OP・万葉S)、ヴェローチェオロなどが出ている。
また、父のステイゴールドがオルフェーヴル=ドリームジャーニーを輩出したように「ノーザンテーストのクロス」も有効。
ブラックホール(G3・札幌2歳S)、オープン馬マリオマッハーなどを出している。
これについては「父と相性が良かった血は、息子も相性が良い可能性が高い」とこれまで何度も述べてきている通りのパターンと言える。
【馬券に役立つデータ】
得意なコース
・ダートでは京都での勝率が15%程度と最も高い。
・特注は福島芝2000m、札幌芝1800m、阪神芝2200m
・ローカル場での2600mも特注。
得意な距離
・勝ち鞍のほとんどが1800m以上で、特に2200m以上の成績が優秀。
・ダートも基本は長めが良く、2000m以上の成績が良い。
その他
特に牝馬の場合ははっきりとダートが合わない。
・馬場状態は芝・ダートとも重馬場がベスト。
上がりの時計がかかるようなレースが得意。
・根幹距離よりも非根幹距離
・距離短縮は苦手で、距離延長が得意。
・タフな血統なので休み明けのレースよりもは使いながら良くなっていくタイプが多い。
ということで今回は種牡馬ゴールドシップの「配合」と「馬券に役立つ情報」についてでした!
是非参考にしてみて下さい。
それではまた!
2022.2.10 post