種牡馬考察

種牡馬【キンシャサノキセキ】血統 まとめ

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血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

以前血統についての入り口記事を執筆しました↓

↑こちらでは種牡馬王ディープインパクトからキングカメハメハについて触れました。

今回は快速馬について調査します。

それでは
ちょっと知るだけでわかる『キンシャサノキセキどうぞ!

血統表:(C)netkeiba.com

キンシャサノキセキは南半球産馬。現役時、日本で31戦12勝。
主な勝ち鞍は高松宮記念(G1・芝1200m)2回。
父のフジキセキがシャトル種牡馬(※北半球と南半球の季節のずれを利用し1年に2期種付けを行う種牡馬のこと)として供用されていたことで、9月という遅生まれでオーストラリアにて誕生。
それでも2歳新馬戦でデビュー勝ちすると、連勝でオープン入り。
NHKマイルCでは3着と好走した。
古馬になりスプリント戦を主戦場とすると、5歳時に重賞初制覇(函館SS(G3))。
7歳の高松宮記念で初戴冠を果たすと、翌8歳時にも高松宮記念を制して連覇達成。
そのまま現役を引退した。
血統背景は父フジキセキ(サンデーサイレンス系)×母父Pleasant Colony(~Ribot~セントサイモン系)の組み合わせ。
現役引退後、種牡馬入りし、2014年に初年度産駒がデビュー。
2020年種牡馬ランクは第11位。
2021年種付け料は250万円。

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【成功配合パターン】

自身は現役時短距離快足馬としてならしたが、これは父フジキセキにあるWild Riskの血によるもの。
Wild Riskはスタミナに富んだ血でありながら、激しい気性により短距離適性になる可能性が高い血でそれが本馬にも受け継がれた。
母父Pleasant Colonyはアメリカの二冠馬(ケンタッキーダービー、プリークネスステークス)でRibot系(大系統セントサイモン系)。
Ribot系はスタミナと成長力に富んだ血なのでこのあたりを見ていくとキンシャサノキセキが単に短距離馬ばかりを輩出するわけではなく、ガロアクリーク(スプリングS(G2・芝1800m))のような中距離馬を出すのも頷ける。

母父「Kingmambo系」との配合は産駒のG2勝ち馬5頭のうち3頭が共通点で、ガロアクリーク(スプリングS)、シュウジ(阪神C)、ルフトシュトローム(ニュージーランドT)があてはまる。
また、この3頭はともに「Lyphardのクロス」を持つことも共通項だ。

ルフトシュトロームが持つ「His Majestyのクロス」も好相性で、サクセスエナジー(さきたま杯、東京盃)も同じ。
また、このサクセスエナジーが持つ「Deputy Minister」の血との配合ではダート馬になりやすい。

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【馬券に役立つデータ】

得意なコース

・芝では中山の相性が最も良い。
・ダートでは京都、中山、中京が得意。
・芝スタートのダート戦である東京ダート1600mを得意としている。

得意な距離

・芝、ダート共に基本は1400m以下の短距離が中心。
だが、唯一勝率が10%を超えるのはダート1600mであることは覚えておきたい。
またダートは2000m以上の距離で複勝率が30%を超える。
(芝では勝率10%超や複勝率30%超の距離はない。)

その他

・ここまで述べてきたように、芝ダート兼用の短距離種牡馬で勝ち鞍の80%近くを占める。
(但し、配合次第で中距離馬も出る。)
・意外にも芝道悪は苦手。
・ダートは不良馬場が得意。
・芝ダート共に新馬戦が得意でともに複勝率は30%を超えている。
※以前執筆した「2歳戦に強い血統」の中でも過去5年の2歳戦ランクの中で、第7位にランクインしている。

ということで今回は種牡馬キンシャサノキセキの「配合」と「馬券に役立つ情報」についてでした!



是非参考にしてみて下さい。
それではまた!

2021.12.9 post

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YRA@血統調査員

少しでも役立つ競馬情報を。2011年~2016年までの5年間、北海道を拠点に毎日馬のお勉強に明け暮れていました。 2023年から再び拠点を北海道に移し、血統調査員として執筆活動に邁進中! 夢は雑誌で連載すること!

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