わしの日記

【NHKマイルC2022】「狙いたい馬」ランキングNo.1が決定! 2位はセリフォス

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血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

今週は3歳マイル王を決定戦「NHKマイルカップ」が開催されます。
難解と言われる今年のこのレースで本当に狙うべき馬は果たしてどの馬なのでしょうか?

今回はYRA競馬アカデミー主宰のわしが総力を挙げて徹底的に調査してきました。

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【NHKマイルカップとは?!】

日本放送協会が寄贈賞を提供しているレース。
前身は日本ダービーのトライアルとして施行されていた「NHK杯」
その後に、当時クラシック競走に出走できなかった外国産馬に対して3歳春の目標となる大レースを作ろうということで1996年に新設された。
現在では外国調教馬の出走も可能となっている。

ということでいわゆるクラシック競走ではないが、3歳のマイル王を決めるレースという位置づけである。

それではそんな今年の3歳マイル王候補のランキングを早速見てみましょう。

【第3位:ダノンスコーピオン】

第3位は前走アーリントンカップ(G3・阪神芝1600m)を勝ったダノンスコーピオンです。
今年のNHKマイルCに出走登録をしている馬のうち6頭が2歳マイル王決定戦「朝日杯FS」に出走していたのですが、本馬はそのレースで3着と世代上位の力を見せていました。
その後、3歳の始動戦ではクラシックの登竜門「共同通信杯(G3・東京芝1800m)」を選んだのですが、結果は7着。
その結果を受け、マイル路線へと舵を切りました。
マイル戦では安定した戦績を残していますからこの判断は納得ですよね。
2歳戦で取り損ねた世代のマイル王を今度こそ獲得できるか注目です。

【第2位:セリフォス】

第2位は既にマイル重賞で2勝を挙げているセリフォスです。
デビューから新潟2歳S(G3)、デイリー杯2歳S(スーパーG2)を連勝すると暮れの大一番、朝日杯FS(G1)に駒を進めました。
デビューから3連勝中ということで当然1番人気に推され、直線では一時先頭に立ちましたが最後は外から追い込んで来たドウデュースにかわされてしまい、2着に敗れてしまいました。
敗れはしたもののやはり力があることは改めて示しましたし、その時に負けた相手であるドウデュースはクラシック路線へ(皐月賞3着、次走は日本ダービー)。
となれば当然ここでも主役をはるのは本馬になります。
今度こそ世代マイル王の称号を手にして、次走安田記念で古馬マイル王候補達に挑む算段です。

【第1位:ソネットフレーズ】

見事「狙いたい馬」第1位に輝いたのは「ソネットフレーズ」です。
デビュー前から大手生産牧場・ノーザンファームの中で世代トップクラスの動きを見せていると評されており、デビュー戦(新潟1600m)ではその評判に違わぬ強さを見せて楽勝。

ノーザンファーム天栄の場長インタビュー

体質的に弱いところがあり、なかなか数を使えないということで2戦目には賞金加算を目論みG2のデイリー杯2歳Sが選択されました。
そのデイリー杯2歳Sでは好位から直線、最内から外に持ち出そうとするも叶わず、道悪の内から伸びました。
結果、終始馬場の良いところを通ったセリフォスにクビ差かわされての2着となりましたが、そのセリフォスは先述したようにその後の2歳マイル王決定戦、朝日杯FSで2着。
当時2歳で牡馬と牝馬の斤量差が1kgしか無かったこと(本レースでは2kg差となります。)、デイリー杯での通った馬場の差などを考慮すると充分に逆転できる存在と言えるのではないでしょうか。
桜花賞を目標に調整されていましたが、3歳始動戦を予定していたクイーンCを脚部不安から取りやめ、本番桜花賞も見送ることとなりました。
レース間隔が空いたこともあり人気は想定で8~9番人気ということですから、お買い得ですよね。
さらにレース当日である5月8日は「母の日」
母の日と言えばカーネーションですが、本馬の馬名はピンクカーネーションの品種です。
まさに「狙いたい馬」ナンバーワンにふさわしい一頭と言えるのではないでしょうか。

ということで以上、NHKマイルCの「狙いたい馬ランキング」でした。

最後までお読み頂きありがとうございます。

今週も楽しい週末を過ごしましょう!

2022.5.5 post

YRA
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YRA@血統調査員

少しでも役立つ競馬情報を。2011年~2016年までの5年間、北海道を拠点に毎日馬のお勉強に明け暮れていました。 2023年から再び拠点を北海道に移し、血統調査員として執筆活動に邁進中! 夢は雑誌で連載すること!

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