POG2023-2024

西山っ仔の2021全頭血統考察【POG2023-2024】

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血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

今週はオークス、そして来週はダービーと現在クラシックの真っ只中。
それすなわち、来シーズンの足音が近づいて来ています。
競馬ファンの皆様は次のPOG指名馬について頭を悩まされていることでしょう。

ということで今回は2021年生まれの血統考察記事です。

わしが尊敬する西山オーナーの2歳馬全頭について書きました。
是非POGの参考にお読み下さい。

それでは全55頭の全頭血統考察スタート!

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目次

ニシノネライウチ 牡

(ニシノウララの2021)
父クリエイターⅡ
美浦 伊藤大厩舎

母ニシノウララは現役時、12戦2勝。
勝ち鞍は芝1400m
本馬が初仔。
3代母にはフランス重賞(芝1800m)勝ち馬のKhumba Melaが、5代母にはフランスG1・ジャックルマロワ賞とムーランドロンシャン賞(共に芝1600m)を勝ったLuth Enchanteeいる牝系。
父クリエイターⅡはアメリカ産馬で、ベルモントS(G1)勝ち馬。
血統は父Tapit~A.P. Indy~Seattle Slew~ナスルーラ系
種牡馬としてもダート馬を輩出する。
距離は基本的に中距離だが、本馬は母系がスピード寄りなので、まずはどの程度スピードがあるか見ていきたい。

ニシノコウテイ 牡

(セイウンアカマイの2021)
父ネロ
美浦 水野厩舎

母セイウンアカマイは現役時、17戦1勝。
勝ち鞍は芝1200m
繁殖として本馬が初仔。
3代母にはアメリカ重賞(ダート6F)勝ち馬のYou'renotlisteningがいる牝系。
父ネロは現役時47戦8勝。京阪杯(G3)を連覇した西山っ仔で種牡馬として今年が2世代目。
父系はヨハネスブルク~Storm Cat~ノーザンダンサーのライン。
初年度産駒の傾向からは父の距離適性を素直に受け継ぐ産駒が多く、本馬も素直にその路線からだろう。
母系にDeputy Ministerなので東京1200~1400mあたりがベストになりそう。

ニシノコイゴコロ 牝

(ニシノプレジールの2021)
父ネロ
美浦 根本厩舎

母ニシノプレジールは未勝利。
繁殖として本馬が初仔。
母母ニシノブルームーンは中山牝馬S(G3・芝1800m)勝ち馬でヴィクトリアマイル3着。
3代母にはチヴァリーパークS(イギリスG1・芝6F)とモイグレアスタッドS(アイルランドG1・芝6F)を勝ったカプリッチョーサがいる牝系。
父ネロは現役時47戦8勝。京阪杯(G3)を連覇した西山っ仔で種牡馬として今年が2世代目。
父系はヨハネスブルク~Storm Cat~ノーザンダンサーのライン。
ここまで中央で勝ち上がった5頭のうち4頭がサンデーのクロスを持っていたのでこのクロスは有効とみる。
母系はスピードの系譜なのでこれと呼応するようならネロのスピードを引き出してくれていそうだが、母父はオルフェーヴルなのでこちらが強く出るようなら距離の融通性もありそうなので楽しみだ。

ニシノコマチムスメ 牝

(ニシノハナムスメの2021)
父ルーラーシップ
栗東 橋口厩舎

母ニシノハナムスメは現役時4戦1勝。
母母ニシノフジムスメはわすれな草賞(OP)勝ち馬でオークス5着。
3代母はフラワーC(G3)勝ち馬のブランドアート。
父ルーラーシップはキングカメハメハ直仔でサンデーを内包しない。
その為、交配はサンデー系牝馬が中心となる。
母父ディープインパクトとの組み合わせは代表産駒キセキ(菊花賞)と同じ。
この配合は1つ上の世代で朝日杯FSを勝ったドルチェモアや阪神JFで3着に入ったドゥアイズなどを出した。
早期始動から暮れの大一番で暴れてもらいたい。そしてそこからクラシック戦線へと青写真を描く。

ニシノシンク 牝

(ニシノビアンカの2021)
父へニーヒューズ
美浦 小西

母ニシノビアンカは未勝利。
繁殖として本馬が初仔。
3代母にはアメリカG1(芝10F)で2着に入着したフランクアーギュメントがいる牝系。
父へニーヒューズはアメリカの馬でキングスビショップステークス(アメリカG1・ダート7F)とヴォスバーグステークス(アメリカG1・ダート6F)勝ち馬。
血統は父ヘネシー~Storm Cat~ノーザンダンサー系のライン。
輸入産駒が日本で顕著な活躍を見せていたことから2013年より日本に輸入された。
現在種牡馬ダート部門の第一位。
母父クロフネとの組み合わせは、オープン馬ケイアイロベージ、地方重賞を勝ったシャルフジンと同じ。
配合の意図は明確で、ダートで堅実に走ってくれそうだ。
Vice Regentのクロスがあるので主戦場は短距離になりそう。

ニシノクラウン 牡

(ニシノテンカラットの2021)
父リーチザクラウン
美浦 相沢

母ニシノテンカラットは未勝利。
繁殖として本馬が初仔。
3代母にはオープン馬ニュースヴァリューがいる牝系。
父リーチザクラウンはマイラーズC(G2)勝ち馬でダービー2着馬。
父母ともにオーナーは西山社長ということで西山配合馬となる。
リーチザクラウンは芝馬だったが、種牡馬として配合次第でダート馬も出す。
本馬は母父がオルフェーヴルなので芝の王道を歩んでもらいたい。
サンデーのクロスで前向きな気性が伝わっていそうなので、来年の今頃は逃げ馬として五月やダービーに挑んでいることだろう。

ニシノアウェイク 牡

(ラヴィングウェイの2021)
父アメリカンペイトリオット
美浦 伊藤圭厩舎

母ラヴィングウェイは未勝利。
繁殖として本馬が初仔。
父アメリカンペイトリットはアメリカ産馬。現役時の主な勝ち鞍はメーカーズ46マイルステークス(アメリカGI・芝8F)
父系の血統背景はWar Front~Danzig~ノーザンダンサー系のライン。
日本でもおなじみのDanzig系の血統となるのでマイルが基軸となりそうだが、アメリカンペイトリオット自身が中距離での重賞勝ち鞍もあるのでそこを伝えるようだと2000mくらいまでは走れそう。
サンデーの血を取り入れることは有効で、本馬の母父はヴィクトワールピサ。
ここから距離適性が引き出されていそうで、ヴィクトワールピサの父ネオユニヴァースとの配合でスプリングSを勝ったビーアスドニッシドを輩出している。
本馬も早期始動から皐月賞へと青写真を描く。

ニシノプリモ 牝

(ニシノアリオスの2020)
父ネロ
美浦 加藤和厩舎

母ニシノアリオスは現役時未勝利。
繁殖として本馬は2番仔。昨年取り上げた1つ上の全姉は不出走。
母母はフェアリーS(G3)3着のニシノマオ。
4代母デユプリシトは西山牧場の基礎牝馬ニシノフラワーの母。
デユプリシトの産駒はニシノフラワー以外の牝馬も全て勝ち上がっており、その繁殖力の高さが伺える。
ネロの母ニシノタカラヅカの母でもあるので本馬はそのデユプリシトのクロスがある。
まずはこのクロスからどのような仔が出るのかがとても楽しみであるが、先述したようにデユプリシトは牝馬に活躍が偏っていたので、クロスもやはり牝馬でよりその効力を発揮するのではないかと勝手に妄想している。
先述したように昨年取り上げた全姉はデビューまでこぎ着けなかったので、2番仔の本馬で改めてこの妄想の結果を見たいと思っている。
豊富なスピードが凝縮されているのでまずは2歳女王決定戦の舞台へと突き進んで欲しい。

ニシノレヴィガータ 牝

(バラッドローズの2021)
父ディスクリートキャット
美浦 武市厩舎

母バラッドローズはアメリカ産馬で不出走。
母母Darling My DarlingはアメリカダートG1(8F、8.5F)で2着に入着。
3代母にはアメリカG1・バレリーナH(ダート7F)を勝ったローミンレイチェルがいる牝系。
父ディスクリートキャットはアメリカ産馬でシガーマイル(アメリカG1・ダート8F)勝ち馬。
種牡馬としてはダート優勢型。
このような配合なのでどこをどう切り取ってもダート血統。
堅実に走ってくれそうだ。

ニシノタカラジマ 牡

(キーラの2021)
父コパノリッキー
美浦 西田厩舎

母キーラは不出走。
4代母にはアメリカ芝重賞(11F)2着のCarmanettaがいる牝系。
父コパノリッキーはフェブラリーSなどダートG1を勝ちまくった。
その父ゴールドアリュールはサンデー系のダート大将。
コパノリッキーもそのダート適性を産駒に伝える傾向が強い。
母父ディープブリランテはディープインパクト産駒のダービー馬。
ダートで距離の融通性が効きそうなので、3歳時はジャパンダートダービーが最大目標になるだろう。

セイウンシテンノウ 牡

(プルージャの2020)
父ダイワメジャー
美浦 上原博厩舎

母プルージャはアルゼンチン産馬でアルゼンチン重賞勝ち馬。
4代母にはチヴァリーパークS(イギリスG1・芝6F)勝ち馬のGay Gallantaがいる牝系。
父ダイワメジャーは2~3歳戦に強いサンデー系マイラー輩出種牡馬。
Storm Catとの組み合わせは、NHKマイルCを勝ったカレンブラックヒルと同じ。
また母父Danzig系との組み合わせは阪神JF勝ち馬のレシステンシアと同じ。
ということで朝日杯FSからNHKマイルCへと上級マイラーの道を突き進む。

ニシノシャミナード 牝

(ニシノリコルディの2021)
父エピファネイア
美浦 嘉藤厩舎

母ニシノリコルディは現役時、未勝利。
母母ニシノブルームーンは中山牝馬S(G3)勝ち馬でヴィクトリアマイル(G1)3着。
3代母にはイギリスとアイルランドのG1勝ち馬であるカプリッチョーサがいる牝系。
父エピファネイアは3冠牝馬デアリングタクトや3歳で年度代表馬に輝いたエフフォーリアを輩出した2~3歳戦に強い種牡馬。
母父ハーツクライとの配合はエフフォーリアと同じとなる。
ということで王道のクラシック戦線を堂々と歩んでもらいたい。

セイウンラビリンス 牡

(ニシノヒナマツリの2021)
父ストロングリターン
美浦 青木厩舎

母ニシノヒナマツリは現役時、17戦1勝。
勝ち鞍は芝1200m
繁殖として本馬が初仔。
3代母にはフランス重賞(芝1800m)勝ち馬のKhumba Melaが、5代母にはフランスG1・ジャックルマロワ賞とムーンランドロンシャン賞(共に芝1600m)を勝ったLuth Enchanteeがいる牝系。
父ストロングリターンはシンボリクリスエス直仔(Roberto系)。
非サンデー系種牡馬なのでサンデーの血を取り入れることがポイントとなる。
母父マツリダゴッホはサンデーサイレンスの産駒。
ストロングリターン自身は安田記念を制した芝マイラーだったが、種牡馬としてはダートの傾向が強い。
とはいえ母系からは芝適性が強いのでまずは芝の王道を目指して欲しい。

セイウンデセオ 牝

(ラソの2021)
父ヴィクトワールピサ
栗東 吉村厩舎

母ラソは現役時、16戦1勝。
4代母スカーレットリボンは報知4歳牝馬(G2・芝1400m)勝ち馬。
1つ上の半兄(父ネロ)は勝ち上がっている。本馬は2番仔。
父ヴィクトワールピサはドバイワールドカップ(当時AW2000m)や有馬記念、皐月賞を勝った。
そんなサンデー系中距離種牡馬にスピード血統を集めたような母の血を注入。
ヴィクトワールピサにMr. Prospectorのクロスはスカーレットカラー(G2・府中牝馬S)やウィクトーリア(G2・フローラS)、アサマノイタズラ(G2・セントライト記念)など活躍馬の多くに見られる有効なポイント。

ヴィクトワールピサは牝馬の方が活躍馬を出しやすいし、配合的にはマイルが基軸となりそう。
ということで目標は桜花賞で。

セイウンマカロン 牝

(ニシノオマージュの2021)
父ホッコータルマエ
美浦 小桧山慎厩舎

母ニシノオマージュは現役時、中央未勝利。
繁殖として、本馬の1つ上の半兄(父エイシンヒカリ)は2勝を挙げている。
母母ニシノフジムスメはわすれな草賞(OP)勝ち馬でオークス5着。
3代母ブランドアートはフラワーC(G3)勝ち馬。
父ホッコータルマエは2014年の最優秀ダートホース。
父系は万能キンカメ系の系統だが、種牡馬としてはダート専用。
半兄ニシノライコウは芝で2勝を挙げているが、ホッコータルマエに変わったことで本馬はダートだろう。
スピードがありそうなので距離は1200~1400mあたりが主戦になりそう。

ニシノジーク 牡

(エテの2021)
父リーチザクラウン
美浦 奥平厩舎

母エテは現役時、中央未勝利(地方2勝)。
父リーチザクラウンはマイラーズC(G2)勝ち馬でダービー2着馬。
父母ともにオーナーは西山社長ということで西山配合馬となる。
リーチザクラウンは芝馬だったが、種牡馬として配合次第でダート馬も出す。
母系がダート血統なので本馬はダートに活路がありそう。
距離は短距離よりになりそうだ。

ニシノプレゼント 牝

(マストビーレイトの2021)
父Caravaggio
美浦 村田厩舎

母マストビーレイトはアイルランド産馬で現役時、8戦1勝。
イタリアオークスで2着に入着。
繁殖として本馬が初仔。
父Caravaggioはアメリカ産馬でアイルランドG1(芝6F、5F)、イギリスG1(芝6F)、勝ち馬。
種牡馬としては芝ダート兼用。
2023年より日本に輸入されている。
このような血統なので日本なら少し重ための芝が良い。
本馬は母もヨーロッパでの実績馬なのでこの特徴を素直に引き継いでいる可能性が高そう。
夏の北海道シリーズで賞金を加算してクラシック戦線へ羽ばたきたい。

ニシノウインド 牡

(ソヨカゼⅡの2021)
父リーチザクラウン
美浦 深山厩舎

母ソヨカゼⅡはフランス産馬で現役時、11戦2勝(海外)。
3代母にはイギリス重賞(芝5F)勝ち馬のSmarten Upがいる牝系。
父リーチザクラウンはマイラーズC(G2)勝ち馬でダービー2着馬。
リーチザクラウンは芝馬だったが、種牡馬として配合次第でダート馬も出す。
本馬の母系はヨーロッパの芝馬なので芝が主戦になりそうで、距離は短いところ。

セイウンパイオニア 牡

(ニシノフローラルの2021)
父モーニン
美浦 清水英厩舎

母ニシノフローラルは中央未勝利(地方2勝)。
本馬が初仔。
父モーニンはフェブラリーS勝ち馬。今年の新種牡馬。
血統ラインはへニーヒューズ~Storm Catのライン。
素直にダート馬を出すだろう。
へニーヒューズの系統らしく早くから始動できそうで堅実に稼いでくれそうな一頭だ。

ニシノアルバ 牝

(ニシノアカツキの2021)
父シルバーステート
美浦 中野厩舎

母ニシノアカツキはオークス4着の実績馬。
繁殖としてこれまで3頭を輩出。
1番仔(父キングカメハメハ)は中央未勝利ながら地方で10勝を挙げており、2番仔(父ゴールドシップ)は中央で勝ち上がっている。3番仔(父ドゥラメンテ)は現時点で未勝利。
父シルバーステートはディープインパクト直仔で種牡馬として今年が2世代目。
種牡馬として初年度から阪神JF3着、桜花賞2着のウォーターナビレラを出した。
現役時は5戦4勝。現役時はケガとの戦いで、4連勝した1600万下のあと再び屈腱炎を発症し、引退。
重賞勝ちは無かったものの主戦を務めた福永騎手がデビュー前から「ダービーを狙える」と絶賛していた程の能力の持ち主だった。

血統的にはRobertoを内包するのでディープインパクトにタフさをプラスしたようなイメージ。
そこにNijinskyのクロスにSadler’s Wellsなのでタフさに特化していそう。
道悪の鬼になりそうだ。

シルバーステート産駒は2022-2023シーズンで多くの出走馬を送り出しているので、本馬もその波に乗って大きいところに駒を進めて欲しい。
母があと一歩届かなかったオークスのタイトル奪取を託したい。

ニシノリピート 牝

(ニシノラピートの2021)
父マインドユアビスケッツ
美浦 小島厩舎

母ニシノラピートは中央で2勝、地方でしらさぎ賞(重賞)を制した。
本馬が2番仔。本馬の半兄(父リーチザクラウン)は新馬勝ちを収めている。
父マインドユアビスケッツはアメリカ馬でドバイゴールドシャヒーン(ドバイG1・ダート1200m)を連覇。
現役引退後、日本に輸入され種牡馬となった。この世代が初年度産駒。
父系はDeputy Minister~Vice Regent~ノーザンダンサー系の系統でこれはクロフネと同じ。
本馬は母父がサウスヴィグラスなのでまずダートに出ているとみて間違いなさそう。
1200mあたりが主戦になりそうだ。

ニシノティアモ 牝

(ニシノアモーレの2021)
父ドゥラメンテ
美浦 上原佑厩舎

母ニシノアモーレは現役時、3勝。
繁殖として本馬は2番仔。本馬の半兄(父ネロ)は勝ち上がっている。
母母ニシノマナムスメはマイラーズC(G2)2着など重賞戦線で活躍。
そして3代母ニシノフラワー(桜花賞、スプリンターズS、阪神JF)へと続く西山牧場が誇る名牝系。
その母デユプリシトはニシノフラワー以外の牝馬も全て勝ち上がっており、その繁殖力の高さが伺える。
父ドゥラメンテはキンカメ×アドマイヤグルーヴという良血種牡馬で、初年度産駒から菊花賞馬タイトルホルダーを、2世代目に牝馬2冠のスターズオンアースを輩出している。
先述した半兄は気性に阻まれたこともあり、勝ち上がりまでに5戦を要した。
本馬は父が2~3歳戦に強いドゥラメンテに変わっているので、早期勝ち上がりからクラシックへと進んでいって欲しい。

ニシノフィアンス 牡

(ニシノラヴコールの2021)
父サトノダイヤモンド
美浦 竹内厩舎

母ニシノラヴコールは現役時、未勝利。
繁殖として本馬が2番仔。本馬の全兄は勝ち上がっている。
母母ニシノナースコールはエンプレス杯(G2)勝ち馬で、芝ダート兼用で活躍した(秋華賞3着)。
父サトノダイヤモンドは有馬記念と菊花賞を勝ったディープ産駒の長距離砲。
母父ルーラーシップは主流血統キングカメハメハ系の長距離砲。
ということで配合の意図は明確で、中・長距離で活躍しそう。
昨年全兄の時も書いたが、「3歳秋に菊の大輪を咲かせたい!」

ニシノヴィヴィ 牝

(ニシノリリアンヌの2021)
父レッドファルクス
美浦 矢野厩舎

母ニシノリリアンヌは未勝利。
繁殖として本馬が初仔。
父レッドファルクスはスプリンターズSを連覇。
初年度産駒を見る限り、種牡馬としても自身のスピードを伝える傾向にある。
父系がフォーティナイナー~Mr. Prospectorのラインなのでダート馬も出す。
本馬の母父はジャスタウェイ~ハーツクライなので距離の融通性も割と効きそう。
1600mまでは我慢できそうなので、阪神JF、桜花賞で頑張って欲しい。

ニシノリアリティ 牡

(ドリームアンドホープの2021)
父Saxon Warrior
美浦 田村厩舎

母ドリームアンドホープはイギリス産馬で現役時、10戦1勝(海外)
繁殖として本馬が初仔。
3代母にはアメリカG1・メイトリアークS (芝9Fを勝ったStarineがいる牝系。
父Saxon Warriorはアイルランドで調教されたディープインパクト産駒で、イギリス1000ギニー(G1)とレーシングポストトロフィーS(G1)勝ち馬。
現役引退後、アイルランドで種牡馬入り。この世代が2世代目。
「ディープインパクト×Galileo~Sadler’s Wells」の配合で少し重たく映るところに、日本適性の強い、デインヒル(Danzig)のクロスを合わせ持つ。
ここからスピードがより引き出されていれば日本の馬場に適応できる可能性は高まる。
狙うはもちろんダービーの舞台だ。

ニシノアオゾラ 牡

(ニシノマメフクの2021)
父ルーラーシップ
栗東 長谷川厩舎

母ニシノマメフクは現役時未勝利。
繁殖として本馬は3番仔。上2頭はいずれも勝ち上がっている。
5代母にフランス重賞(芝1600m)勝ち馬のEdinburghがいる牝系。
父ルーラーシップはキングカメハメハ直仔でサンデーを内包しない。
その為、交配はサンデー系牝馬が中心となる。
母父スペシャルウィークはサンデー直仔。
この組み合わせからは福島牝馬S(G3・芝1800m)を勝ったディアンドルを輩出している。
成長力があり古馬になっても楽しめそう。
早期始動が叶えばもちろんダービーで見たい1頭。

ニシノインヴィクタ 牡

(ニシノミストレスの2021)
父ブリックスアンドモルタル
美浦 本間厩舎

母ニシノミストレスは現役時未勝利。
本馬が2番仔。
父ブリックスアンドモルタルはアメリカの芝チャンピオン。
現役引退後、日本に輸入され種牡馬入りした。この世代が初年度産駒。
血統背景はもちろん非サンデー系となるので、サンデー系牝馬との交配がまずは良さそう。
本馬は母母父がサンデー直仔のアグネスタキオンなのでこれに合致。
さらに母父はルーラーシップ(~キングカメハメハ)なので日本の主流血統を併せ持つ母との交配ということになる。
本質的な距離は長くなりそうで、馬場が悪くなっても問題にしそうにない。

セイウンチドリ 牝

(ニシノマナムスメの2021)
父ロードカナロア
美浦 村田厩舎

母ニシノマナムスメはマイラーズC(G2)2着など重賞戦線で活躍。
そして3代母ニシノフラワー(桜花賞、スプリンターズS、阪神JF)へと続く西山牧場が誇る名牝系。
その母デユプリシトはニシノフラワー以外の牝馬も全て勝ち上がっており、その繁殖力の高さが伺える。
父ロードカナロア×母父アグネスタキオンの組み合わせは富士Sで2着のサトノウィザード、オープン馬ホウオウエミーズと同じ。
そこに1本Danzigなので距離はマイルがベストか。
阪神JFから桜花賞へと名牝系の系譜が再び花開く。

ニシノルミリオン 牡

(ニシノシルエットの2021)
父ファインニードル
美浦 武藤厩舎

母ニシノシルエットは未勝利。
繁殖としてフェアリーS2着のニシノアカツキや、フラワーCで2着のニシノラブウインクを出している。
父ファインニードルはスプリンターズSと高松宮記念を勝ったスプリンター。
血統は父アドマイヤムーン(ジャパンC、宝塚記念)でその産駒はセイウンコウセイなどスプリンターを輩出する系統。
本馬は母系にNijinskyなのでそのクロスがある。
その為、距離適性はもう少し広がるのではないか。
マイルまでは対応可能に見えるので、2歳時の目標は朝日杯FSになりそうだ。

セイウンティーダ 牝

(セイウンメテオの2021)
父グレーターロンドン
美浦 松山厩舎

母セイウンメテオは、4戦1勝(地方)。
本馬が初仔。
母母Lixirovaはフランス重賞(芝1400m)勝ち馬。
5代母にもフランス重賞(芝2000mと1900m)勝ち馬のLuth de Saronがいる牝系。
父グレーターロンドンは中京記念(G3)勝ち馬。
ディープインパクト直仔で種牡馬としてこの世代が2世代目。
初年度からロンドンプラン(G3・小倉2歳S)やユリーシャ(L・エルフィンS)を出した。
ということで本馬もユリーシャのイメージでマイル戦線で桜花賞が大目標。

セイウンダキシメテ 牝

(セイウンエブリーの2021)
父タリスマニック
美浦 土田厩舎

母セイウンエブリーは未勝利。
本馬は2番仔。
父タリスマニックはイギリス産馬でBCターフ(アメリカG1・芝12F)勝ち馬。
種牡馬としてこの世代が2世代目。
血統ラインはMedaglia d’Oro~Sadler’s Wells~ノーザンダンサー系。
種牡馬としては芝、ダート双方の勝ち上がりを出している。
本馬の母系はルーラーシップにアグネスタキオンなのでさすがに芝だろう。
配合からはオークスの舞台がよく似合う。

ニシノイカルガ 牡

(ニシノアスカの2021)
父リーチザクラウン
美浦 小手川厩舎

母ニシノアスカは現役時7戦1勝。本馬は2番仔。
5代母にはフランス重賞(芝1000m)勝ち馬のGlancingがいる牝系。
父リーチザクラウンはマイラーズC(G2)勝ち馬でダービー2着馬。
リーチザクラウンは芝馬だったが、種牡馬として配合次第でダート馬も出す。
母父ドリームジャーニーは芝のグランプリホースなので本馬の適性も芝の中距離にありそう。
母系にはさらにRobertoが一本なので、皐月賞に照準を合わせたい。

ニシノデスティーノ 牡

(ニシノナースコールの2021)
父ネロ
美浦 武藤厩舎

母ニシノナースコールはエンプレス杯(G2)勝ち馬で、芝ダート兼用で活躍した(秋華賞3着)。
父ネロは現役時47戦8勝。京阪杯(G3)を連覇した西山っ仔で種牡馬として今年が2世代目。
父系はヨハネスブルク~Storm Cat~ノーザンダンサーのライン。
種牡馬として素直にスピードが勝った馬を出すが、本馬は母系にRoberto+ノーザンテーストなので距離の融通は効きそう。
朝日杯FSからNHKマイルカップを目指したい。

セイウンサニー 牝

(セイウンヒマワリの2021)
父リーチザクラウン
美浦 伊坂厩舎

母セイウンヒマワリは現役時、11戦1勝。
勝ち鞍は芝1200m
父リーチザクラウンはマイラーズC(G2)勝ち馬でダービー2着馬。
リーチザクラウンは芝馬だったが、種牡馬として配合次第でダート馬も出す。
母父ステイゴールドはサンデー系の長距離砲なので距離適性を引き延ばしていそう。
但し、母はBlushing Groomが出て前向きな気性で1200mの短距離で勝ち上がった。
そちらが出ているようなら短距離で逃げて味がありそう。

ニシノオンリーワン 牡

(ニシノストーリーの2021)
父サトノクラウン
美浦 稲垣厩舎

母ニシノストーリーは現役時13戦1勝。
母母ニシノナースコールはエンプレス杯(G2)勝ち馬で、芝ダート兼用で活躍した(秋華賞3着)。
父サトノクラウンは非サンデー系で香港ヴァーズと宝塚記念を勝った。
種牡馬としてこの世代目が2世代目となる。
非サンデー系なのでサンデー系肌馬が交配の中心となる。
母父ディープインパクトとの配合では中距離で勝ち上がりを出している。
また母系にノーザンテーストを持つのは皐月賞で2着と頑張ったタスティエーラと同じ。
ということで本馬は皐月賞を照準にしていきたい。

ニシノウスベニ 牝

(セイウンチャームの2021)
父ネロ
美浦 和田勇厩舎

母セイウンチャームは現役時、8戦1勝。
3代母English Charmはアメリカダート重賞(ダート8F)2着馬。
半兄(父リーチザクラウン)はダート1800mで2勝を挙げている。
父ネロは現役時47戦8勝。京阪杯(G3)を連覇した西山っ仔で種牡馬として今年が2世代目。
父系はヨハネスブルク~Storm Cat~ノーザンダンサーのライン。
種牡馬として素直にスピードが勝った馬を出し、本馬はDanzigのクロスなのでさらにスピードが増強されていそう。
まずは芝の短いところから始めて欲しい、母系からはダートもいけるので芝ダート兼用馬として完成しそうだ。

ニシノオウジョ 牝

(ニシノオウレイの2021)
父リーチザクラウン
美浦 尾形厩舎

母ニシノオウレイは現役時、未勝利。
母ニシノマオは小倉2歳S(G3)で2着。
4代母デユプリシトは西山牧場の基礎牝馬ニシノフラワーの母。
デユプリシトの産駒はニシノフラワー以外の牝馬も全て勝ち上がっており、その繁殖力の高さが伺える。
父リーチザクラウンはマイラーズC(G2)勝ち馬でダービー2着馬。
リーチザクラウンは芝馬だったが、種牡馬として配合次第でダート馬も出す。
本馬の場合は母系がダイワメジャー×サクラバクシンオーなので素直に芝の短いところで活躍してくれるのではないだろうか。

ニシノミニョンヌ 牝

(ニシノメルモの2021)
父カリフォルニアクローム
栗東 宮本厩舎

母ニシノメルモは現役時24戦2勝(条件馬)。
繁殖としてはこれまで6頭を輩出し、4頭が中央で勝ち上がりと仔出しが良い。
3代母にはヴェルメイユ賞(フランスG1・芝2400m)を勝ったBint Pashaがいる牝系。
父カリフォルニアクロームはアメリカ産馬で、アメリカのクラシック二冠とドバイワールドカップを制した。
血統ラインはA.P. Indy~Seattle Slew~Bold Ruler~大系統ナスルーラ系
現役引退後、アメリカで種牡馬入りしG1馬を輩出している。
その後、日本に輸入された。この世代が日本での初年度産駒となる。
成長力あるタイプなのでじっくりと力をつけていきそうだ。
主戦場はもちろんダートで、距離は長いところもこなせそうだ。

セイウンブランニュ 牡

(セイウンデライラの2021)
父ネロ
美浦 中野厩舎

この馬に関しては昨年考察したニシノサキュバスと同配合となります。
母セイウンデライラは未勝利。
父ネロは現役時47戦8勝。京阪杯(G3)を連覇した西山っ仔で今年の新種牡馬。
父系はヨハネスブルク~Storm Cat~ノーザンダンサーのライン。
母父Munningsはアメリカの重賞勝ち馬で、Mr. Prospector系。
母母にもこのMr. Prospectorを内包しているので、本馬はMr. Prospectorの5×5×4のクロスということになる。
さらにこの母父MunningsはStorm Catを内包しているのでStorm Catの4×5のクロスもあるということになる。
ダートのスピードをかなり増強したような配合なので、素直にダートの短いところで活躍してくれそう。
芝の場合は洋芝が合いそうです。

ニシノココ 牝

(スーセントマリーの2021)
父ホークビル
美浦 松山厩舎

母スーセントマリーは現役時、14戦1勝。
勝ち鞍はダート1200m
繁殖として本馬が初仔。
4代母にはアメリカダートG1を3勝(8.5F~9F)したGorgeousがいる牝系。
父ホークビルはアメリカ産馬で、エクリプスS(芝約9F)、ドバイシーマクラシック(芝約12F)を勝った。
そのドバイシーマクラシックで負かした相手は日本のレイデオロ。
現役引退後、イギリスで種牡馬入りした後、日本に輸入された。
この世代が日本での初年度産駒となる。
血統ラインはKitten’s Joy~Sadler’s Wells~大系統ノーザンダンサー系
Kitten’s Joyの日本の産駒と言えばスプリンターズSを勝ったジャンダルム。
ジャンダルムは早くからデイリー杯2歳Sを勝つなどし、頭角を現していた。
先述したようにホークビルは芝の中距離で活躍したので、芝の王道で活躍する馬を送り出してくれそうだ。
本馬は母系がダイワメジャー×Storm Catなのでしっかりとしたスピードを伝えていそう。
2歳戦から活躍できそうだ。

ニシノミチノリ 牡

(ニシノミチシルベの2021)
父ネロ
美浦 手塚厩舎

母ニシノミチシルベは現役時、18戦2勝。
勝ち鞍は芝1500mと1600m。重賞で3着の実績。
3代母ニシノフラワーは桜花賞、スプリンターズS、阪神JFを勝った西山牧場が誇る名牝。
その母デユプリシトはニシノフラワー以外の牝馬も全て勝ち上がっており、その繁殖力の高さが伺える。
そこへ西山っ仔のネロを配しているのだが、このネロの母ニシノタカラヅカの母にデユプリシトの名前がある。
ということで本馬もそのデユプリシトのクロスが成立している。
このクロスはもちろんオーナーが意図して作っているものだし、これは昨年から言っていることだが、血統の歴史上名牝のクロスというのは総じて成功している。
ということで、後はどこで大物を出すかということだけだ。

セイウンアーテル 牡

(ニシノカザブエの2021)
父バゴ
美浦 古賀厩舎

母ニシノカザブエは現役時、18戦1勝。
勝ち鞍は芝2000m
父バゴは凱旋門賞(G1)を含みG1を計5勝。
現役引退後は日本に輸入され種牡馬入りしている。
代表産駒はビッグウィーク(菊花賞(G1))とクロノジェネシス(秋華賞(G1)・宝塚記念(G1)有馬記念(G1))。
母父ステイゴールドとの組み合わせは、G3・函館2歳Sを勝ったクリスマスと同じ。
本馬はそこにもう1本Blushing Groomがあるのでこのクロスが成立している。
前向きな気性が伝わっていそうで、先行力が高そうだ。

ニシノアヤカゼ 牝

(ニシノミナミカゼの2021)
父ロゴタイプ
美浦 鈴木伸厩舎

母ニシノミナミカゼは未勝利。
母母シトラスブリーズは中央で3勝(ダート)
父ロゴタイプは皐月賞、安田記念、朝日杯FSの勝ち馬。
本質的にはマイラーで産駒にもそのスピードを伝えやすい。
初年度産駒から阪神JFで2着に入着したラブリイユアアイズを輩出したことは記憶に新しい。
本馬も母父ファルブラヴがジャパンカップ等G1を8勝したアイルランドの芝馬なので素直に芝適性に出ていそう。
そのファルブラヴの父Fairy Kingはロゴライプの父系のSadler’s Wellsと全兄弟なので、このクロスが成立しているということになる。
Sadler’s Wellsの血の増強は近年の大物輩出配合のトレンド。
重たい馬場は望むところだろうし、まずは阪神JFまで突っ走って欲しい。

ニシノエール 牡

(アドマイヤウイングの2021)
父ニューイヤーズデイ
美浦 武井厩舎

母アドマイヤウイングは現役時40戦2勝。
勝ち鞍は芝とダートで1勝ずつ。
父ニューイヤーズデイはアメリカ産馬で、BCジュヴェナイル勝ち馬。
2歳時に勝ったBCジュヴェナイルの後、骨折によりそのまま引退した。
現役引退後、アメリカで種牡馬入りしその後日本に輸入された。
この世代が日本での初年度産駒となる。
血統ラインはStreet Cry~Machiavellian~Mr. Prospector~大系統ネイティブダンサー系。
基本はダートだろうが、配合によっては芝で活躍する馬も出すだろう。
本馬は先述したように母が芝ダート兼用だったので、本馬もそうなりそう。
距離は中距離だろう。

ニシノフルール 牝

(エスプリドパリの2021)
父モーリス
美浦 杉浦厩舎

母エスプリドパリは現役時、未勝利。
母母ファビラスラフインはフランス産馬で秋華賞勝ち馬。
3代母にはフランスG1・カドラン賞(芝4000m)を勝ったMercalleがいる牝系。
父モーリスはサンデーを内包する非主流の血統で構成されているので、主流血統であるサンデー系やキンカメ系との交配が可能で、素直にそのような配合で活躍馬を出している。
基本的に晩成型の産駒が多く、また母父ハーツクライも成長力があるタイプ。
なのでこの組み合わせからはじっくりと成長を待つ感じかなと思うのだが、この配合からは今年の桜花賞で3着と頑張ったペリファーニアが出ている。
早めに始動できるようなら本馬もクラシック戦線を歩むポテンシャルはありそうだ。

ニシノヤングマン 牡

(アポロレイアの2021)
父アポロケンタッキー
美浦 村田厩舎

母アポロレイアは現役時、17戦3勝。
勝ち鞍はダート1600m~1800m
繁殖として本馬が初仔。
父アポロケンタッキーは東京大賞典(G1・ダート2000m)勝ち馬。
今年の新種牡馬。
550kgを超える大型馬で、まさに重戦車だった。
血統的にはDanzig系なので芝馬も出しそうではあるが、基本的にはダートだろう。
本馬の母は先述したようにダートで勝ち鞍を挙げている。
本馬もダートの鬼になるだろう。

ニシノサヨシグレ 牡

(ナイアガラモンローの2021)
父イスラボニータ
美浦 萱野厩舎

母ナイアガラモンローは現役時、45戦2勝。
勝ち鞍は芝1200mと1600m
父イスラボニータは現役時、皐月賞勝ち馬。
古馬になり阪神Cを勝ったように本質的にはスピード力を伝える。
母父アドマイヤムーンもジャパンカップを勝ちながら、産駒にはスピードを伝える。
ということで組み合わせからはスピードが勝っていそう。
ただ父がそうであったように3歳までは距離の融通性は充分にあるだろう。
皐月賞を目指したい。

ニシノミモザ 牝

(レッドクラリスの2021)
父マインドユアビスケッツ
美浦 鹿戸厩舎

母レッドクラリスは現役時、42戦9勝(中央1勝)
中央での勝ち鞍はダート1600m
4代母にはイギリスG1・チヴァリーパークS(芝6F)を勝ったエンブラがいる牝系。
父マインドユアビスケッツはアメリカ馬でドバイゴールドシャヒーン(ドバイG1・ダート1200m)を連覇。
現役引退後、日本に輸入され種牡馬となった。この世代が初年度産駒。
父系はDeputy Minister~Vice Regent~ノーザンダンサー系の系統でこれはクロフネと同じ。
本馬は母父ハーツクライなのでまずは王道の芝で適性を見たい。

ニシノザイホウ 牡

(ゴールドグレースの2021)
父シルバーステート
栗東 新谷厩舎

母ゴールドグレースは現役時、地方で42戦5勝。
繁殖としてマンハッタンカフェとの間にオープン馬ヒルノマドリードを輩出している。
4代母には桜花賞2着オークス3着菊花賞2着のトサモアーがいる牝系。

父シルバーステートはディープインパクト直仔で種牡馬として今年が2世代目。
種牡馬として初年度から阪神JF3着、桜花賞2着のウォーターナビレラを出した。
現役時は5戦4勝。現役時はケガとの戦いで、4連勝した1600万下のあと再び屈腱炎を発症し、引退。
重賞勝ちは無かったものの主戦を務めた福永騎手がデビュー前から「ダービーを狙える」と絶賛していた程の能力の持ち主だった。

血統的にはRobertoを内包するのでディープインパクトにタフさをプラスしたようなイメージ。
そこにNijinskyのクロスにSadler’s Wellsなのでタフさとスタミナが豊富そう。
クラシックを歩むにあたり憂いはない。

セイウンウィズミー 牝

(トーセンミューズの2021)
父ネロ
美浦 堀内厩舎

母トーセンミューズは未勝利。
繁殖として本馬は2番仔。
父ネロは現役時47戦8勝。京阪杯(G3)を連覇した西山っ仔。
父系はヨハネスブルク~Storm Cat~ノーザンダンサーのライン。
芝・ダート兼用で活躍した。
種牡馬としても配合次第で芝・ダート兼用で活躍馬を出しそう。
母父トーセンロレンスは父ダイワメジャー(サンデー系)×母ウインドインハーヘアの配合馬。
ウインドインハーヘアは日本近代競馬の結晶と謳われたディープインパクトの母。
つまりディープインパクトと3/4同血ということになる。
先述したようにネロはStorm Catの血統ライン。
ディープインパクトとStorm Catは言わずと知れたニックスでダービー馬キズナなどG1馬を9頭も輩出している。
同配合の姉は地方で勝ち上がっている。
ここで述べたように血統的魅力が非常に大きいので、本馬は中央で暴れて欲しい。

ニシノサイエン 牝

(メイクミラクルの2021)
父サトノダイヤモンド
美浦 小手川厩舎

母メイクミラクルは現役時、36戦3勝(中央1勝地方2勝)
中央での勝ち鞍はダート1200m
父サトノダイヤモンドは有馬記念と菊花賞を勝ったディープ産駒の長距離砲。
先述したように母は1200mで勝ち上がっているので、スピードの血を取り入れている形。
配合としてのバランスに好感が持てる。
勝ち上がっている兄姉達はいずれもダートの短距離だが、本馬は父がサトノダイヤモンドなので芝馬に出ているのではないだろうか。
距離も兄姉たちよりも持ちそうだ。

ニシノコルベット 牡

(サプライズラインの2021)
父アジアエクスプレス
美浦 水野厩舎

母サプライズラインは現役時、18戦1勝。
勝ち鞍はダート1300m
4代母にはアメリカ産馬でフランス重賞(芝1400m)勝ち馬のグリーンポーラがいる牝系。
父アジアエクスプレスは朝日杯FS(G1)とレパードS(G3)を勝った芝ダート兼用馬。
ここまでの傾向を見る限り、種牡馬としてはほぼダート専用。
Deputy Ministerのクロスは勝ち上がり率が高い。
本馬は父母双方のダート短距離適性を引き継ぎ、素直にそこが主戦場となるだろう。
堅実に稼いでくれそうだ。

ニシノオーシャン 牡

(ダイヤモンドローズの2021)
父ビーチパトロール
美浦 小桧山厩舎

母ダイヤモンドローズは、未勝利。
父ビーチパトロールはアメリカ馬でセクレタリアトSなどG1を3勝。
自身が芝で活躍したように種牡馬としても芝馬を輩出している。
適距離は1800~2000mなので本馬もまずは中距離から試したい。
但し、母系はフジキセキ×サクラバクシンオーなのでスピードが豊富。
もしかしたら短距離に適性がある可能性も。

ニシノメロディ 牝

(セータコローナの2021)
父ダイワメジャー
栗東 北出厩舎

母セータコローナは現役時、22戦3勝。
勝ち鞍はダート1700mと1800m
母母シーエスシルクはアメリカG1・ジャストアゲームS(芝8F)勝ち馬。
父ダイワメジャーは2~3歳戦に強いサンデー系マイラー輩出種牡馬。
Sadler’s Wellsは大物の多くに共通する血で、アドマイヤマーズ(香港マイル、NHKマイルC、朝日杯FS)、メジャーエンブレム(NHKマイルC、阪神JF)、レシステンシア(阪神JF)が持っていた。
本馬も早期始動から阪神JF~桜花賞へと突き進む。

ニシノマツリ 牡

(ディアマンティナの2021)
父キタサンブラック
美浦 高木厩舎

母ディアマンティナはアメリカ産馬で現役時、2戦1勝(海外)
父キタサンブラックは現役時G1を7勝し、国民の愛馬と謳われたサブちゃんの馬。
ブラックタイドの代表産駒にして後継種牡馬。ブラックタイドは名馬ディープインパクトの全兄。
キタサンブラックは重厚さがある血統なので、配合ではスピードの血を取り入れることが良さそう。
母系にはDanzigが入っている。
Danzigはディープインパクトと相性が良い配合でミッキーアイルなど上級マイラーを輩出した。
先述したようにキタサンブラックの父ブラックタイドはディープインパクトと同配合なのでキタサンブラックもこのDanzigと相性の良い可能性が高い。
今年の皐月賞を制したソールオリエンスもDanzig持ちだった。
ということで本馬も目指すはクラシックの舞台。
まずは皐月賞を勝って西山社長と我々ファンとでウイナーズサークルで「まつり」を歌いましょう!

以上、全55頭血統考察でした。
頑張れ西山っ仔!

血統表:(c)netkeiba.com

馬情報元:西山茂行オフィシャルブログよりhttps://ameblo.jp/nybokujo/entry-12791977220.html


ということで今年は全55頭。
昨年よりも4頭増となりました。
それぞれどのような馬に完成していくかワクワクしますね!

良かったらPOG2023-2024シーズンの参考にしてみて下さい。

そして!
わしもPOG大会を開催しています。
現在エントリー受付中!

参加希望の方は
5月28日(ダービー当日)までにわしのTwitterにDM下さい。
よろしくお願いします(^_^)v

2023.5.17 post

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  • この記事を書いた人
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YRA@血統調査員

少しでも役立つ競馬情報を。2011年~2016年までの5年間、北海道を拠点に毎日馬のお勉強に明け暮れていました。 2023年から再び拠点を北海道に移し、血統調査員として執筆活動に邁進中! 夢は雑誌で連載すること!

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