全頭血統考察

競馬血統まとめ【大阪杯(GⅠ)2022】の順位予想

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血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

さぁ春の最強馬決定戦、大阪杯です。

2022年最初の最強は誰だ?!

血統傾向についてはこちらで解説しています。

それでは最強馬候補達の
全頭血統考察スタートです!

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【大阪杯(GⅠ)全頭血統考察】

1枠1番スカーフェイス

父ハーツクライ 岩田康

父ハーツクライについてはこちらで解説しています。

母スプリングサンダーは現役時30戦5勝(オープン馬)
勝ち鞍は1200m~1400mで挙げた。
父ハーツクライ×母父クロフネの組み合わせはクイーンC(G3)勝ち馬でオークス3着のアドマイヤミヤビや、オープン馬チェスナットコート、サラトガスピリットと同じ。
本馬はそこに1本Nijinskyなのでパワーと持続力で阪神の急坂を差し切ってオープン入り。

今年の始動戦となった中山金杯では「差し競馬になるようならここも出番がありそう。」と考察し、2着と好走しました。
前走小倉大賞典でも5着と重賞でも安定感が出てきましたが、頂点を決める戦いでどこまでやれるか。

1枠2番レッドジェネシス

父ディープインパクト 藤岡康

母リュズキナはアイルランド馬で不出走だが、母母Luckyがアイルランド重賞の勝ち馬。
父ディープインパクト×母父Storm Catの組み合わせはスーパーニックス配合。
G1馬だけで、キズナ(日本ダービー)、エイシンヒカリ(イスパーン賞(仏G1)、香港C(香港G1))、リアルスティール(ドバイターフ(ドバイG1))、サトノアラジン(安田記念)、ラキシス(エリザベス女王杯)、アユサン(桜花賞)、Study of Man(ジョッキークラブ賞(仏G1))、ラヴズオンリーユー(オークス)がいる。
また、母方にSadler’s Wellsを持つ馬は、シンハライト(オークス)、ディーマジェスティ(皐月賞)等活躍馬多数でこちらも好相性の血。

前走京都記念では「ディープインパクト×Storm Catのラヴズオンリーユーが昨年このレースを制覇。血統的にここでマイナス評価する理由はありません。」と考察したのですが、結果は13着。
配合が良いのは事実なのでここでも「血統的にマイナス評価する理由」はやはりありません。

2枠3番ヒュミドール

父オルフェーヴル Mデムーロ

父オルフェーヴルについてはこちらで解説しています。

母母に桜花賞馬キストゥヘヴンがいる牝系。
ノーザンテーストのクロスを持つ父オルフェーヴルにさらに母系にノーザンテーストを重ねており、さらにサンデーサイレンスの3×3クロスというなかなか挑戦的な配合。
クロス過多により気性難があり、3歳時に虚勢された。
能力は水準以上でその後はオープンまで出世。
前々走福島記念(G3)で2着するなど、重賞制覇まであと一歩のところまで迫っている。

前走中山記念時には「血統的には本レースの馬券圏内に度々入着馬を送り出してきたステイゴールド系なので、ここで割り引く必要は無さそうです。」と考察したのですが、6着と案外でした。
上位陣が集まる重賞ではこのあたりが現在地なのでしょう。

2枠4番ジャックドール

父モーリス 藤岡佑

3代母にアメリカのG1を5勝(ダート9F~10F)した名牝It's in the Airがいる牝系。
父モーリスはサンデーサイレンスを持ちつつ、非主流な血統で構成されているが、本馬は牝系にサンデーはなし。
その分、牝系にはアメリカ血統が凝縮されており日本に適したスピードを引き出している。

そのスピード力を武器に5連勝で前走初重賞を手にしました。
さぁこのまま一気に頂点まで駆け上がることができるか、応援しましょう!

3枠5番アカイイト

父キズナ 幸

父キズナについてはこちらで解説しています。

父キズナ×母父シンボリクリスエスの組み合わせは富士S(G2)勝ち馬のソングラインと同じ。
ソングラインは母母系に日本の主流血統であるサンデーサイレンスを、本馬は大系統ノーザンダンサー系のNijinskyを持っている。
Nijinskyはスタミナ血統なので本馬はソングラインに比べて適性距離が長めに出ている。

前走金鯱賞では推奨馬として取り上げたのですが、中団からジリジリとのびて3着と頑張りました。
今回はその時と同距離ですし、舞台はディープインパクトの庭。
となればその仔キズナ産駒である本馬にも当然期待が高まります。

3枠6番エフフォーリア

父エピファネイア 横山武

母ケイティーズハートは現役時、15戦3勝。(条件馬)
父エピファネイアについてはこちらで解説しています。

ここでも述べた通り、父エピファネイア×母父ハーツクライはまだサンプル数そのものが少ない中で、本馬と同世代のミヤビハイディも既に2勝を挙げている。
父はここまでキングカメハメハともディープインパクトともそしてこのハーツクライともきちんと結果を出しているが、この3頭を並べた上でハーツクライの配合を想像すると「やはり距離は長め」ということになる。

今年のダービーは、デビューから無敗の4連勝で挑み距離延長もプラスと見ていましたが、本当にわずかな差でダービー馬の座を逃しました。
ダービーこそ逃しましたが、秋は天皇賞(秋)、有馬記念と一流馬達を抑えて見事な連勝。
年度代表馬として明け4歳の始動戦、充実な年となるのか注目です。

4枠7番ウインマリリン

父スクリーンヒーロー 松岡

スクリーンヒーローはロベルト系なので基本牡馬に偏る。
牝馬での重賞勝ち馬はこの馬とクールキャットの2頭のみ。
スクリーンヒーロー産駒でダンジグのクロスはジェネラーレウーノと同じ。
2頭とも中山が得意で、本馬も日経賞とオールカマーを快勝。

前走エリザベス女王杯時には「天皇賞(春)の時にも述べたが、弱点は遠征。関西遠征ではまだ馬券になったことがないことは頭に入れておきたい。」と考察した通り、16着大敗。
今回も遠征なので軽視しようと思っています。

4枠8番ポタジェ

父ディープインパクト 吉田隼

母ジンジャーパンチはアメリカG1を6勝した名牝。
母母ナッペロンも重賞勝ち馬というしっかりとした牝系。
3/4同血の姉(父マンハッタンカフェ)ルージュバックは、毎日王冠勝ち馬だったように東京芝1800mがベストな馬だった。

AJCC時は「毎日王冠時には血統的に合わないわけがないと考察した通り3着。それだけに同じ非根幹距離と言えどもここは1F長い気がするし、中山もベストとは思えない。」と考察した通り、5着と落とした。
そして前走金鯱賞では「そこから今回は昨年3着に入った舞台に変わってくるので、前走以上の結果を期待したくなります。」と考察し4着と1つ着順を上げてきました。

上位安定で堅実な馬ですので、何かもうひと押し材料が揃えばさらなる上も狙える力はあるのですが。

5枠9番アリーヴォ

父ドゥラメンテ 武豊

母エスメラルディーナは関東オークス(G2)とトゥクソムC(韓国G3)勝ち馬。
母父はStorm Cat系で母母父はUnbridled系。
これはいずれもアメリカ型の血統となるので、日本の中距離馬ドゥラメンテにアメリカ型のスピードを足したような配合といえる。
このような血統構成で芝2000mの1勝2勝クラスを連勝した。

菊花賞時には「ここは大幅な距離延長となるのでちょっと狙い辛いか。」と考察したのだが、7着と思ったよりも頑張った。能力の絶対値が高かったのだろう。
その後、自己条件・重賞を連勝。

ここは一気に相手レベルが上がりますが、持ち前の安定感がどこまで通用するか楽しみです。
万能キンカメ系なので馬場が悪くなったとしても問題になりません。

5枠10番ヒシイグアス

父ハーツクライ 池添

母ラリズはアルゼンチン産馬。現役時、13戦9勝の戦績。
主な勝鞍はコンデッサ賞、オクレンシア賞(G3・芝1000m)
父ハーツクライと母父Storm Bird系との組み合わせはウインバリアシオン(日経賞(G2)、青葉賞(G2))、ゴーフォザサミット(青葉賞(G2))、コレクターアイテム(アルテミスS(重賞))を始め、活躍馬多数の良好配合。

父ハーツクライについてはこちらで解説しています。

ここでも述べたように産駒は基本晩成傾向で、5歳となった昨年初めて重賞を制覇した。
5歳になって本格化するあたりは「まさにハーツクライ産駒らしい血統」と言える。

G1でも天皇賞・秋5着、香港C2着と通用する力を示しています。
6歳となりましたが、今年G1を制する可能性は充分あるでしょう。

6枠11番ステラリア

父キズナ 福永

父キズナについてはこちらで解説しています。

母ポリネイターはイギリス芝マイル重賞の勝ち馬。
父キズナは重厚な血を母方に内包しているので配合の際はスピードを取り入れることが肝要なのでこの組み合わせはまぁまぁ理に適っていると言って良いだろう。
母父MotivatorはSadler’s Wells~ノーザンダンサー系のライン。

エリザベス女王杯時には「Sadler’s Wellsの血を持っていることから200mの距離延長は問題なさそうですが、世代の6着というのが現在のハッキリとした本馬の力ではないでしょうか。」と考察したのですが、2着と頑張りました。
それに対して前走金鯱賞では「秋華賞からコンディションを上げてきての結果ということで、もうひと成長があったのかもしれません。だとするとここも楽しみです。」と考察したのですが、11着大敗。

ということでわしはこの馬をさっぱり掴めていないのですが、エリ女と同じ阪神というのは良さそうです。

6枠12番ショウナンバルディ

父キングズベスト 坂井

父キングズベストはアメリカ産馬でイギリス2000ギニー(イギリスG1・芝8F)勝ち馬。
種牡馬としてはダービー馬エイシンフラッシュを輩出。
キングズベスト産駒はスピードの持続力を引き継ぎ、「逃げ・先行スタイル」が合う馬が多く、本馬は現役の中では重賞馬トーラスジェミニ(七夕賞(G3))と共にその代表格ともいえる存在。
3走前の中日新聞杯ではまさにその逃げの型がハマり、逃げ切って重賞初制覇。

前走、前々走は負けていますが、こういう馬はいつ一発あけるかわからないので馬券的に軽視されそうな今回もしかしたら・・・!

7枠13番キングオブコージ

父ロードカナロア 横山典

父相馬×母父相馬。6月13日生まれの54歳。
過去競馬で借金を抱えた際に路線をスロットに変更すると、借金を完済。
その後、宮崎に拠点を移すと再び、競馬の世界に。
詳しくはこちらで解説しています。

現在は競馬の専門学校を主催し、5万人の生徒が在籍している。

父ロードカナロアについてはこちらで解説しています。

父ロードカナロアの大物輩出パターンはSpecial牝系の血を増強させること。
Special牝系の種牡馬はNureyev、Sadler’s Wells、Fairy King。
代表産駒アーモンドアイももちろんそう。
本馬は母父がSadler’s Wellsでこの傾向に合致。
一昨年にG2目黒記念を制した時にはこのまま頂点までという期待を抱かせましたが、骨折してしまい、昨秋1年ぶりの復帰を果たしました。

前走AJCC時には「徐々に上向いてきていはいるので、好走歴があるここで上位に入り完全復活を印象づけることができるのか注目。」と考察し、見事優勝。
完全復活を遂げて、再び頂点獲りに挑む姿には感動を覚えます。期待しています。

7枠14番レイパパレ

父ディープインパクト 川田

母シェルズレイは現役時、21戦3勝(オープン馬)
繁殖としてもかなり優秀で、ここまで7頭が中央で勝ち上がっており、うち本馬の全兄シャイニングレイはホープフルステークス(当時G2)とCBC賞(G3)を制しており、その全妹である本馬で待望のG1馬を輩出した。
血統背景は父クロフネ(フレンチデピュティ~Deputy Minister~Vice Regent~ノーザンダンサー系)×母父ウイニングチケット(トニービン~Grey Sovereign~ナスルーラ系)の組み合わせ。
父ディープインパクト×母父フレンチデピュティ系の組み合わせは、日本ダービー馬マカヒキ(現役)、ショウナンパンドラ(ジャパンカップ、秋華賞)といったG1馬を始めとする活躍馬を多く輩出している父の成功配合パターンの1つ。

このように血統構成は日本の「ザ・主流」。

前走金鯱賞では「エリザベス女王杯、香港Cでは連続6着ですが、ディープインパクト産駒ですし、血統的にここでマイナス評価する理由はないです。」と考察し2着。
復調気配が漂った上で、昨年優勝のこの舞台。楽しみです。

8枠15番アフリカンゴールド

父ステイゴールド 国分恭

母母Danishはアイルランド馬でクイーンエリザベス二世チャレンジ(G1・芝9F)の勝ち馬。
半兄にドバイワールドCを勝ったアフリカンストーリーがいる。
父ステイゴールド×母方にデインヒルの組み合わせは、宝塚記念を勝ち、凱旋門賞で2着となったナカヤマフェスタが同じ。
このような配合なので阪神芝2200mの舞台は合う。
2走前の中日新聞杯は行った行ったで、2着に残り大穴をあけた。
その時ほどほっとかれることは無いだろうと予測していた前走の日経新春杯は全然ダメかと思っていたが、5着と案外粘った。
それらを踏まえ前走京都記念では「こちらが思っているよりも力がついているのだろう。」と考察して1着。
さすがに勝つまでは思っていませんでしたが、やはり力がついていることは事実ですね。

8枠16番マカヒキ

父ディープインパクト 岩田望

父ディープインパクト×母父フレンチデピュティは本馬の他にショウナンパンドラ(ジャパンカップ、秋華賞)も同じで他にも活躍馬多数の成功配合。
5年前のダービー馬も種牡馬の需要がなくてもう9歳。G1戦線の生き字引的存在。
何度も言っているように、この配合は年をとって硬くなるけん渋った馬場の方がよくなる。
昨年久々の勝利となった京都大賞典は渋った馬場では無かったが、道中の時計の推移が速く最後はバテ比べレースとなった。
そこが本馬に向いたことは否めないだろう。

前々走ジャパンカップでは「今回のレースは時計の出るスピード競馬となることが予想される。5年前のダービー馬にはさすがに厳しい戦いとなりそう。」と考察した通り14着。
前走京都記念では「やはり超一線級が相手ではもう辛い。そこからいけばここは少しメンバーレベルが落ちるものの、今年の主役を目指す馬達が集まった。厳しそうと評価せざるを得ない。」と考察し11着。

ここも余程向かない限りは難しそうです。

以上、全16頭血統考察でした。

血統表:(c)netkeiba.com

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配信は日曜日までです。

【YRAとみっちゃんの予想対談】

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2022.4.1 post

【本命確定!】

YRA
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⑤アカイイト

みっちゃん
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YRA@血統調査員

少しでも役立つ競馬情報を。2011年~2016年までの5年間、北海道を拠点に毎日馬のお勉強に明け暮れていました。 2023年から再び拠点を北海道に移し、血統調査員として執筆活動に邁進中! 夢は雑誌で連載すること!

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