全頭血統考察

競馬血統まとめ【安田記念(GⅠ)2022】の順位予想

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血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

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よろしくお願いしまーす(^^)/~~~

今週は上半期マイル王決定戦。
安田記念です!

血統傾向はこちらから。

それでは群雄割拠のマイル戦、
全頭血統考察スタートです!!

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【安田記念(GⅠ)全頭血統考察】

1枠1番カフェファラオ

父American Pharoah 福永

父American Pharoahはアメリカ馬。アメリカクラシック三冠(ケンタッキーダービー・プリークネスステークス・ベルモントステークス)を始め、G1を計8勝した2015年のアメリカの年度代表馬である。
母Mary’s Folliesはアメリカ産馬。現役時、12戦4勝(重賞勝ち馬)。

これまで日本に輸入されたAmerican Pharoah産駒のデビュー済は14頭。
そのうち12頭が勝ち上がり、さらに本馬とダノンファラオという2頭のG1馬を輩出。
かなりの高確率で日本競馬に適合していることがわかる。
これは父系にある「エンパイアメーカー(Unbridled)」や「Storm Cat」と言った日本の活躍馬におなじみの血を内包していることに起因する。
この2つの血は以前執筆した「アンディープキャット」配合のアンキャットである。

前走フェブラリーS時には「チャンピオンズカップはこのスピード血統により、芝スタートとなるフェブラリーSが合っている。そこから考えると少し割引いて考えたい。と考察した通り11着に敗れた。ここはベスト条件に戻るので是非とも見直したい存在です。」と考察し見事連覇達成。
スピードが芝スタート合うとは言いましたが、これはあくまでもダート戦の話。
オール芝となると話は別なのですが、父American Pharoahは種牡馬としてアメリカでは芝で活躍。
よって種牡馬としては芝・ダート兼用ということになるのだが、芝ではまだG1馬を出していない。
東京コースは合う。
これらを踏まえると、なんとも悩みますね。
人気が無いようなら入れときましょうかね。

1枠2番ヴァンドギャルド

父ディープインパクト 岩田望

母スキアはフランスのG3フィユドレール賞(芝2100m)勝ち馬。
父ディープインパクト×母父Sadler’s Wells系の組み合わせはオークス馬シンハライトと同じ。
また母母が持つBlushing GroomやDanzigも父と相性が良い血。
ということでどの要素が強く作用するか色々と考えることができる血統表ですが、本馬は今のところ1600~1800mが適正距離なので、Danzigの要素が強いと言えそう。
今年海外を転戦してきましたが、東京は合うし、上述したように1600mも守備範囲内。

2枠3番ロータスランド

父Point of Entry Mデムーロ

父Point of Entryはアメリカの芝中・長距離レースでG1を5勝したRoberto系。
パワーとスタミナを兼ね備えた血統で、昨年菊花賞に出走したエアサージュを出している。
本馬の場合は母父系のヨハネスブルグが出て適性距離が短くなった。
条件戦からオープンまでを3連勝で制したように阪神は得意。
ちなみにこの3レースはいずれも渋った馬場でのもの。
このあたりはRobertoのクロスが効いていると見て良さそう。

前走高松宮記念時には「今週末の天気は微妙そうなので、この馬にとってはプラスになりそうです。」と考察して2着。
今回も天気は悪そうなのでまたもやRobertoの血が騒ぎます。ワンチャンあっても。

2枠4番ダノザキッド

父ジャスタウェイ 川田

父ジャスタウェイについてはこちらで解説しています。

母エピックラヴはフランス中距離重賞の勝ち馬。
母母母アルカンドはビヴァリーヒルズH(アメリカG1・芝9F)の勝ち馬。
ここまでのジャスタウェイ産駒の活躍馬は母系にNijinskyを持つという共通点がある。
また本馬の母父デインヒル系というのはこのレースに出走しているグラティアスも持っており、ハーツクライの完成を早めるのに一役買う。
ジャスタウェイはハーツクライ直仔なのでこの相性の良さは父から仔の代になっても引き継いでいると見るべきで、本馬も早期始動で2歳G1(ホープフルS)を制覇した。

前走中山記念時には「気性難な点があるが、前走マイルチャンピオンシップで3着となっているようにまともなら実力は上位です。」と考察しましたが7着。
騎手によると具合は良かったが、中山で走る気になってくれないとのこと。
であれば、東京変わりのここはプラスに捉えて良いのでは。

3枠5番ホウオウアマゾン

父キングカメハメハ 坂井

母ヒカルアマランサスは京都牝馬S(G3)勝ち馬。
父キングカメハメハと母父アグネスタキオンの組み合わせは、オープン馬アオイクレアトール、ダノンフェイス、アットザシーサイドと同じ。
このようにスピードよりに出やすい特徴がある中で、Mr. Prospectorのクロスがあるとダノンフェイスのようにダート適性に出やすい。
本馬を含めたそれ意外の3頭が芝適性に出ているのも配合のセオリー通り。

前走マイラーズC時には「東京新聞杯は少し控える形になり直線では余力が無くなった。古馬になり1400mがベストになった感があるが、阪神なのでもう一度見直してみたい。」と考察して2着。
これを踏まえて「この馬のベストは阪神」というのを改めて思ったのでここは軽視します。

3枠6番カラテ

父トゥザグローリー 菅原明

父トゥザグローリーは息の長い現役生活を全うし世代トップの力を示し続けたが、G1のタイトルにはあと一歩届かなかったG2大将だった。
ここまでのトゥザグローリーの代表産駒は、産駒唯一のオープン入りとなっている本馬。
トゥザグローリーは「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」という日本の超王道配合馬でまさに「芝中距離はお任せあれ」といったところ。
そこへアメリカ配合の母(フレンチデピュティ×パラダイスクリーク)を持ってきた形。
フレンチデピュティはVice Regent系でパワー型のスピードタイプなので、父の芝中距離適性に母系のスピードを取り入れた配合。
それが本馬のマイラー適性を引き出している。
尚、この「父トゥザグローリー×母父フレンチデピュティ系」の組み合わせは本馬の他にここまで産駒で一番賞金を稼いでいるゲンパチルシファーも同じなので、相性が良い組み合わせと言える。

昨年東京新聞杯を56kgで制すると今年は57kgを背負い3着。
前走のマイラーズC時には「ここもキンカメ系の相性が良い舞台なので引き続き評価します。」と考察したのですが、伸びきれず7着と敗れました。
東京1600mに戻ることはプラスで、出遅れた昨年(13着)よりは上昇必至と思いますが、どうにも58kg背負うというのが合っていないのでは?と勘ぐっています。

4枠7番ファインルージュ

父キズナ 武豊

父キズナについてはこちらで解説しています。

母パオンルージュは現役時芝・ダート短距離で3勝。
父キズナは母方に重厚な欧州血脈を抱えるので、母にスピード血統を持って来ることが成功のための第一手。
これは、本レースに出走するソングラインも同じ。
ということでこの馬も父配合の成功パターンにきっちり合致している。
また、この2頭から見るにキズナはサンデーのクロスが良さそう。

今年初戦の東京新聞杯時には「ここは古馬初戦となりますが、もともとマイルが一番良いと思っていた馬ですし、世代上位の力がどこまで通用するか楽しみにしています。」と考察し2着。
前走ヴィクトリアマイル時には「古馬相手にも充分通用する力を見せてくれた上で、牝馬限定のG1へ。楽しみが大きい1頭です。」と考察し2着。
今回舞台も同じですし、牡馬混合戦でもやれることは東京新聞杯でも照明済み。
引き続き期待します。

4枠8番イルーシヴパンサー

父ハーツクライ 田辺

父ハーツクライについてはこちらで解説しています。

父ハーツクライ×母父キングカメハメハはオープン馬アロハリリーやプロレタリアトなど活躍馬を出している配合。
またStorm Bird持ち牝馬との配合は、ウインバリアシオン(青葉賞(G2)、日経賞(G2))やゴーフォザサミット(青葉賞(G2))と同じ。
このような配合なので皐月賞時には「東京2400mに適した配合(もっというと青葉賞?)なので青葉賞からダービーに向かうのが良いのでは」と考察していました。
しかし皐月賞で負けた後は、マイル~1800mに距離短縮して3連勝。
再びオープンクラスの舞台に戻ってきました。
ここから見えるのは母イルーシヴキャットが短距離馬だったということです。
1200mの母×2400mの父の配合ということを考えれば、1800mあたりが距離適性になるというのは頷けるわけです。

前走東京新聞杯時には「東京は得意舞台なのでこのメンバーを相手に現状の力がどれだけ通用するかここは試金石となるでしょう。」と考察し、見事優勝。
今が充実期、その状態で挑めるG1というのはそう何度もあることではないので獲れる時に獲っておきたいですね。

5枠9番シュネルマイスター

父Kingman ルメール

母セリエンホルデはドイツ産馬でドイツオークス(ドイツG1・芝2200m)勝ち馬。
父Kingmanはイギリス、フランスの最高峰マイルG1を制した「キングオブマイラー」。日本種牡馬の王ディープインパクトが持つSir Ivorを持っており、さらにその相似の血であるDroneも持っていることから日本的な瞬発力が備わっている。
外国の種牡馬ゆえに日本でのサンプル数は少ないが、同世代でチューリップ賞(G2)を制したエリザベスタワーを輩出するなど成功確率は高い。
このエリザベスタワーとは母父にSadler’s Wellsを持つことが共通しており、またKrisの血をクロスしてスピードを増強していることも共通点。
これが現時点で日本におけるKingmanの成功配合と言える。

昨年NHKマイルC時で世代のマイル王の座に輝くと、古馬との初対戦となった昨年の安田記念でも3着。
その後、秋のマイルチャンピオンシップでも2着と世代を超えてマイル路線でトップの力があることを示しました。
明け4歳、初戦となったドバイでは8着でしたが、距離がマイルに戻ることと先述したように昨年3歳で3着に入着したことを思えば、ここも当然中心視です。

5枠10番エアロロノア

父キングカメハメハ 幸

母エアワンピースは現役時13戦4勝(条件馬)。
母母エアメサイアはサンデーサイレンス直仔で秋華賞馬。
繁殖としてもエアスピネル(G3・富士S)を出している。
キンカメ×サンデーの王道配合でそこに母父デインヒルが入ってマイラーに。
阪神1600mはベストの条件で昨年末と今年にオープン競争を制した。
前走マイラーズC時には「昨年3勝クラスを勝った直後のこのレースでは出遅れたもののそれでも5着。さらに力をつけた今なら当然それ以上の結果を期待します。」と考察しながらまたもや5着。
正直これは案外な結果でした。
常に相手なりに走るタイプなのでそこそこはやりそうですが、馬券内は厳しそうです。

6枠11番カテドラル

父ハーツクライ 戸崎

父ハーツクライについてはこちらで解説しています。

母母Animatriceはフランス芝2400m重賞の勝ち馬。
父ハーツクライ×母父ロックオブジブラルタルは京都2歳S(G3・芝2000m)を勝ったグレイルと同じ。
父ハーツクライが強く出ればグレイルのように中距離馬に、母父にあるDanzig系が強く出れば本馬のようにマイラーとなる。

昨年5歳時にマイル重賞を2着→2着。
安田記念こそ12着大敗となったが、その後は再び重賞で2着→1着と本格化を果たしました。

今年の始動戦となった東京新聞杯時には「ハーツクライなので明け6歳でもまだまだ大丈夫ですし、今回は昨年2着と好相性の舞台。自然と期待は高まるのですが、別定戦なので昨年と違い今年は58kgを背負うことに不安があります。」と考察した通り8着。
その後1kg減で挑んだ前走は9着。
本馬の好走レンジは56kgなのでは・・・。

6枠12番ダイアトニック

父ロードカナロア 岩田康

父ロードカナロアについてはこちらで解説しています。

父が非サンデー系で母にサンデー系を持ってくるという基本に忠実な配合。
そこへStorm Birdのクロスというスピードを増強させた形で父に似た短距離馬として完成している。

前走高松宮記念時には「この馬自身短距離重賞を3勝してG1・高松宮記念で3着と実績はこの中でも上位。昨年骨折明け11ヶ月ぶりに復帰すると、その後着実に力を取り戻してきました。体制が整って2年ぶりのこのレースということで楽しみは大きいです。」と考察したのですが、出遅れもあり14着。
まぁ度外視で良いとは思いますが、今回は距離延長の1600m戦。
ベストは1200~1400mだと思うのでこの2F延長は歓迎ではないでしょう。

7枠13番ソングライン

父キズナ 池添

母ルミナスパレードは現役時4勝(条件馬)。
母母ルミナスポイント5勝したオープン馬。
いずれもダートの短いところで活躍した。
父キズナはディープインパクト×Storm Catの黄金配合馬で後継種牡馬。
種牡馬としてはディープインパクトにパワーを加えたイメージでダートも走れるし、芝の道悪も大丈夫。
配合的に母方にスピード血脈を持ってくることは成功パターンで、本馬もこの傾向には合致している。

前走ヴィクトリアマイルでは「昨年のNHKマイルで2着し、昨年のヴィクトリアマイルでの2着3着は母父がシンボリクリスエス。今年もここで評価を下げる血統的理由はありません。」と考察し、勝ち馬からコンマ3秒差の5着。
相手が牡馬に変わりレベルは上がりますが、舞台は変わらずなので血統的に評価は下げません。

7枠14番ソウルラッシュ

父ルーラーシップ 浜中

父ルーラーシップについてはこちらで解説しています。

父ルーラーシップはキンカメ系の中長距離担当。
母父マンハッタンカフェは有馬記念、天皇賞・春、菊花賞を勝ったサンデー系の長距離担当。
そんな父と母父の組み合わせなので長距離砲に出そうなものだが、本馬は3歳暮れにマイル路線に切り替えると4連勝。一気に重賞タイトル(G2・マイラーズC)を手にした。
この父×母父の組み合わせは他にグリーンチャンネルC(L・ダート1400m)を勝ったアディラートも同じ。
アディラートとは母母父にStorm Catを持つという共通点もある。
ということでStorm Catのスピード適性が高く出ておりマイルでその能力を発揮していることになっていると思われる。
東京マイルは初参戦ですが血統的には合いそうですし、馬場が渋りそうなのもプラスです。

7枠15番セリフォス

父ダイワメジャー 藤岡佑

父ダイワメジャーについてはこちらで解説しています。

↓本馬は血統注目馬としてデビュー前に下記の通り考察しました↓
『母シーフロントはフランス産馬で現役時、23戦5勝(オープン馬)。
現役引退後、日本に輸入されて繁殖牝馬となった。
繁殖として本馬が2頭目。1つ上の半兄(父オルフェーヴル)は勝ち上がっている。
血統背景は父Le Havre(~Blushing Groom~Red God~ナスルーラ系)と母父Freedom Cry(~Nureyev~ノーザンダンサー系)の組み合わせ。

父ダイワメジャーに母系Blushing Groomを持つ馬の組み合わせは、コパノリチャード(高松宮記念)、メジャーエンブレム(阪神JF、NHKマイルC)といったG1馬を始め、活躍馬を多く輩出している相性の良い配合。

半兄は中距離で走っているが、本馬は父がダイワメジャーに変わったことで距離適性は短めに出ていそう。
2~3歳戦に強い父の産駒だけに本馬も初戦から期待したい。』
↑期待通りデビュー戦を勝つと初重賞挑戦となった新潟2歳S、デイリー杯2歳Sを連勝。
2歳時には朝日杯FSでもドウデュースに最後かわされたといは言え、2着と力を示しました。
クラシックではなくNHKマイルに進み4着。
これが3歳初戦だったこと、さらにレースが後方有利だったことを考えれば負けて強しと言える内容でした。
そこから予定通りここに歩を進めてきたので、斤量のこともありますし大仕事があっても不思議ではありません。

8枠16番レシステンシア

父ダイワメジャー 横山武

父ダイワメジャーについてはこちらで解説しています。

母マラコスタムブラダはアルゼンチンのG1勝ち馬(ヒルベルトレレナ大賞・芝2200m)
父ダイワメジャーと母父デインヒル系の組み合わせは、JBCスプリント(ダートG1)を制したブルドッグボスと同じ。
このブルドッグボスとはNijinskyを持つ点でも合致しており、実は本馬のデビュー前にわしは、ダートで活躍しそうと考察していました。
結果的には母の芝適性の方が色濃く出ていますが、このような血統背景なので力が要る馬場でもその能力は削がれることなく、発揮できています。

3歳時はマイルを主戦場に活躍していましたが、4歳からさらに短い距離へとシフト。
方向転換しても常に上位争いする姿勢に変わりはなし(香港スプリントでも2着)。
本当に偉い馬ですよね。

高松宮記念時には「ただし勝ちきれないのは古馬のダイワメジャーゆえでしょう。⇒詳しくはこちら」と考察した通り、6着。
そして前走ヴィクトリアマイル時には「まだまだ力はありますが、スプリントにシフトした今、再びの距離延長がプラスに働くかは疑問です。」と考察したのですが3着と頑張りました。
牝馬相手にはやれましたが混合戦ではやはり今は1600mは少し長いと思っています。

8枠17番サリオス

父ハーツクライ レーン

父ハーツクライについてはこちらで解説しています。

母サロミナは現役時、ドイツで5戦4勝。
主な勝鞍はドイツオークス(G1)芝2200m
父ハーツクライと母系にNijinskyを持つ馬との組み合わせは、
アドマイヤラクティ(コーフィールドカップ(オーストラリアG1))やメイショウナルト(七夕賞(G3)、小倉記念(G3))がいる。
さらに母系にデインヒルを持つ馬との組み合わせでは、
アドマイヤミヤビ(クイーンカップ(G3))やグレイル(京都2歳S(G3))がいる。
ハーツクライ産駒は晩成傾向にあるが、母にノーザンダンサーのクロスを持つことで完成を早める。
先述した4頭も母がノーザンダンサー系のクロス持ちで、この点は本馬とも合致する。

競争馬としては3歳より4歳、4歳より5歳という産駒が多いのがハーツクライなのでこの馬も成長力という観点から魅力は充分です。

前走高松宮記念時には「マイルチャンピオンシップを叩いてからの香港で3着に上昇。使いながら仕上がっていくことを改めて証明しました。そういう意味ではここは休み明けとなるので、そこがどうでしょうか。1200m初参戦となります。」と考察し、15着。
叩いて2戦目、距離も1600mに戻るということで買い材料は多いですね。

8枠18番ナランフレグ

父ゴールドアリュール 丸田

母母ビューティークロスは現役時芝短距離で4勝(条件馬)。
父ゴールドアリュール×母父ブライアンズタイムの組み合わせは、ダートG1を勝ちまくったエスポワールシチーと同じ。
このエスポワールシチーに代表されるように父ゴールドアリュールの産駒は9割以上がダートでの勝ち鞍による。
そんな中で本馬は珍しい芝馬で、これは先述した母系の適性が色濃く出ている為と思われる。

前走高松宮記念時には「6歳となった今年、重賞を3着2着と安定感が増してきました。その持ち味がこの最高峰の舞台でも発揮できるか注目です。」と考察し見事1着。
正直勝つまでの想像はできていなかったのですが、力が要る馬場になったこともこの馬にとって追い風となりましたね。
血統からは1600mこなしても不思議はないのですが、1200mに特化して作られてきているのでそこがどうかですね。
馬場が渋りそうなのは前走に引き続きプラスです。

以上、全18頭血統考察でした。

血統表:(c)netkeiba.com

https://m.mildom.com/playback/13970772?v_id=13970772-cacarl6tkc6lkkjb9o80&from=h5

↑ミルダム初回放送!
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2022.6.3 post

【血統評価】

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YRA
YRA

S評価

②ヴァンドギャルド

⑧イルーシヴパンサー

⑨シュネルマイスター

 

評価

③ロータスランド

④ダノンザキッド

⑦ファインルージュ

⑮セリフォス

⑰サリオス

 

2022.6.5 post

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YRA@血統調査員

少しでも役立つ競馬情報を。2011年~2016年までの5年間、北海道を拠点に毎日馬のお勉強に明け暮れていました。 2023年から再び拠点を北海道に移し、血統調査員として執筆活動に邁進中! 夢は雑誌で連載すること!

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